東京藝術大学×NEC!アートとイノベーションの関係
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東京藝術大学とNECがアートの力をイノベーションに生かすべく、意見交換をおこなっているという。
この記事で面白かったのが、シンプルで効率的、合理的さを求めた結果失われてしまったものがアートに残っているのでは無いかという視点。たしかに、かえって最新のものよりも「身の丈」に合った旧バージョンに愛着を覚え、使い続けてしまうことは多い。友人に驚かれながらも、iPhone5をなかなか手離すことができないのも、サイズと機能の素朴さが「身の丈」に合っているからか。ロジカルだけでは説明のつけられないアートと「古さ」の魅力には共通性がありそうだ。
具体的に両者の協力でどのようなイノベーションが生まれてくるのか期待が高まる。ロジカル思考で振り落とされるようなものにイノベーションがある。僕が考えたことを社会人の方に提案すると、論理で潰しにかかってくる。それに正当性があると、僕はまた考えだす。でも、完璧なロジックを作る必要はなく、どこかで偏愛とか、よくわからない執着を持ちたいと思う。