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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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国際機関で働いていると、日本の立ち位置が外からどう見えるかが気になります。この1、2年で瞬く間にクリーンエネルギー促進のリーダーシップを世界舞台で発揮した中国。中国国内の環境対策の実情はまだまだとは言え、対外発信は戦略的な国。それに対して日本のエネルギー政策は、外からは分かりづらい。随分損している部分があるのでは?
中国の場合、すでに多くのエネルギーを輸入に依存しているわけで、しかも石炭の過剰消費に伴う都市部での大気汚染など、再生可能エネルギーに力を入れざるを得ません。
合わせて、温暖化対策に力を入れることで、国際的なリーダーシップを果たせる国であることを誇示したいのだと思います。
アメリカのパリ協定離脱は、好都合だったでしょう。
今日は、村上さんにクリーンエネルギーについてお話いただきました。

中国のクリーンエネルギー主導国というのは、意外ですよね。(大気汚染のイメージが強かったです)
とはいえ、CO2排出大国の中国が大きな動きを果たしてくれればとても嬉しいし、どのくらい削減できるのか楽しみでもあります。

日本は国としてもっと明確な目標を示していって欲しいですね。
原発はクリーンエネルギーです

中国が2030年までに原発100基超を稼働へ
国外への原発輸出も加速
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171002/Recordchina_20171002023.html
中国には「戦略性新興産業」という名の産業政策があります。これはほぼすべての科学技術分野で世界の先頭に立つのだという政策です。しかし実際は当面すべての分野で勝てるわけではないので、「勝てそうな分野」に集中的に国の資金を投じているというのが現状です。

クリーンエネルギー分野は、電気自動車と並んで中国が世界の先頭に立てる分野の一つでしょう。ですから力を入れるのです。

誤解を恐れずに言うと、国民の住環境がきれいになるからとか、地球温暖化防止のためというのは、重要ではあるが2次的な目標であり、世界でリーダーシップを取れる科学技術分野である、というのが最大の理由だと思います。
この連載について
プロピッカーが人気番組『STEP ONE』に出演し、気になるニュースやトピックスを専門的な視点で読み解きます。毎週木曜10:10〜OA中。
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