斜陽の時代に「記者」を選んだ、ミレニアル女子たちのホンネ
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編集長対談が面白かっただけに、ガクッと内容が落ちた感はある。
本人達も認めているように、ミレニアル世代を代表する意見ではなくて、個人の意見でしかない。
彼女らにはまだまだ代表するだけの見識がない。
おそらく主催者側はそれを知ってたはずなのに、あたかも代表的な意見が聞けると思わせるタイトル付けた企画側の問題でしょう。
個人的には、「ミレニアル世代にはこんな人達がいる」といういくつかの事例が語られることを期待していたが。
そもそも、本人達が同世代を広く浅く知ってるわけじゃないってこと。
注目のコメント
こんなことをわざわざ書くのは野暮の骨頂なのですが、一応ご説明させて下さい。本イベントは編集者や記者を目指す人のために設けられた会であり、この記事はそれを文字起こししたものです。
また会場もメディア関係者とそれを目指す人でしたし、この記事も応募フォームがあるようにオリジナル記事とは別のカテゴリです。つまり編集者や記者を目指す方向けの内輪ノリになることはある程度は仕方がない性質のものとご理解いただければと思います。
昔のジャンプで言えば、ドラゴンボールやジョジョの本編と巻末にあるジャンプ放送局のノリは違いますし、シリアスな漫画の単行本の最後に作者が全然トーンの違うある意味内輪ノリの近況報告をしたりする。そんな感じに近いものです。
今回のイベントでは、NPs vs BIがお互いにハイコンテクストなプロレス芸を見せるということが目的でしたので、その主旨で言えばこの「興行」はとても盛り上がりました。レスラーがパイプ椅子を持った時に本気で批判するのは野暮なように、今回あえてヒール役を買って出てくれた西山さんには「仕事をしてくれた」という感謝しかありません(笑)。
また、今回の私に与えられたミッションは「とにかく煽ること」でしたので、ちゃんとまとめていただいたが故に、なんか会場でのノリが伝わりにくくちょっとツラい部分も・・・(笑)。
東スポの大きなフォントで書かれた記事が、視覚的に「ネタ」だと認識できるのに対し、それがヤフーニュースになると他の新聞と同じトーンになってしまう現象というか・・(笑)。
と、いうことで気分を害した方がいたら申訳ありません。そういったコンテクスト込みで読んでいただけれると幸いです。
ともあれ、会場でBIの西山さんの弾丸トークを後ろで心配そうに見守る編集長の浜田さんはさしずめ授業参観のようで微笑ましかったですし(笑)、私自身も新世代の考え方に触れられる良いきっかけになりました。アップありがとうございました。
追記)西田⇒西山さん、申訳ありません!!【対談しました】
このイベントに出てから、経済メディアの役割とはなにか、ということについてよく考えます。
「ミレニアル世代は弱者である」と言いましたが、もちろんこれも世代のいち側面です。
落合陽一さんやイーサリアムのヴィタリックを取材することはある意味でラクなのです。彼らは見出しに取れる実績があり、未来を描く強い言葉があり、書けばPVが取れます(彼らの言いたいことを的確に理解して読者にわかりやすく伝える、という別の大変さはあります)
わたしもヴィタリックに話を聞いたときは、こんな取材だけずっとしていられたら、と心底おもいました
https://www.businessinsider.jp/post-164728
一方で社会的弱者を取材するのは大変です。彼らは匿名を希望するなどしてメディアに出たがらないことも多く、話を聞いても未来が見えるわけではありません。
けれど、メディアが彼らの声を拾わなければ、そしてここにいるエリートのみなさんと彼らを出会わせる仕掛けをしなければ、ほかに誰が彼らにスポットを当てられるのでしょうか。
それは単に貧困ポルノを量産することとも違っていて、いかにいまの経済の文脈に載せて、社会的な問題をおもしろく読ませるか。それがメディアの役割(そんなものがあるとすれば)だと思うし、それは年収200万円代が多くを占める、日本の20代や30代にきちんと向き合う、ということでもあると思うのです。
今はフィルターバブルの時代で、人は読みたいものしか読まないし、きっとこの流れは加速するので、私がこう思うことは数年後にはもう時代遅れになっているかもしれません。
それでも辛うじてメディアが社会をよくできる、と信じている一人として、同世代(他の世代も)の苦労や、社会問題も、きちんと(経済文脈に乗せて)届けられる記者でありたいなと思っています。「リア充を買ってみた」は名記事でしたね。
トークバトルとのことで何らかの対立軸を見出さなきゃいかんのでしょうが、両誌の関係って若者に光を当てていこうとしているように見受けられる点では大して変わらないと思います。同じ若者でも、「強者」サイドを伝えるNewsPicksと「弱者」に光をあてるBUSINESS INSIDERということで、役割が分担すればいいんじゃないかなと。
たしかにNewsPicksには「新自由主義」的な側面が色濃く出ていますが、「共学化」に向けたアファーマティブアクション程度ならともかく、そんなカラーまで補正しようとすると、だいぶ意味の分からないメディア、コミュニティになってしまうのではないかと感じます。
購読者である高齢者に寄り添ってしまいがちな旧来の紙メディアに対して、マイノリティと化した若者に近い立場で経済情報を届けるということ自体がもはやニッチですし、エッジです。外から見たら同類の内輪で、細かな主義主張の差異を巡って内ゲバをしているようなもんじゃないでしょうか。
紙メディアとネットメディアで、購読者の対象年齢が分かれるのは当然ですが、記者や編集者にしても、若くて元気な人はネットメディアを選択するのでしょうし、結果として作り手も紙メディア側はどんどん高齢化が進んでいくんでしょうね。
このトークバトルについて、なぜか幻冬舎の箕輪さんが強烈な場外乱闘を以下で繰り広げているのは是非お伝えしたいところです。
NewsPicksマッチョすぎ問題
https://voicy.jp/channel/621/19721