株式投資で資産を形成する基本
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「株式投資こそ資産形成の可能性に満ちたものはない」と言い得るために「リスクをミニマム化しうる手法」をもって臨むことがその前提条件とすれば、この手法を用いるための時間と労力を惜しまずに実行できるか否かですね。
現実問題としてこの時間と労力を費やして実行することこそハードルが高いと事前に理解しておく必要があると思います。要するにどのような形で資産形成するにしても濡れ手で粟というわけにはいかないということでしょう。ビギナーズラックなどはそれこそ丁半博打でのたまたまに過ぎませんから。成長率がゼロパーセント近くに下がったリーマンショックの直後を除けば、地球全体の経済成長率は２％～4％くらいで驚くほど安定しています。つまり、地球全体に投資すれば毎年3％くらいのリターンは得られるはず。様々な産業と企業の活動が地球の富の成長の源ですから、それを体現する株式への投資は資産形成の有力な手段ではありそうです。
ただ、どんな基準を取ろうと、投資対象を絞り込めば絞り込むほどリターンの振れ幅、つまりリスクは増大します。「長期に亘り連続増収営業増益企業」の株価はそれ相応に高いでしょうし、将来状況が変わることだってありそうです。このところインデックスファンドの人気の陰りが言われるけれど、神ならぬ普通の人が「株式投資のリスクをミニマム化」する魔法の杖は、結局のところ、相応の分散投資しかないんじゃないのかな・・・ (^^;)ノーロードインデックスファンドをドルコスト平均法で買い続ける
もしくは
モノ言う株主として資産過多の会社に投資してキャッシュアウトさせる
もしくは
バイアウトファンドとしてレバレッジ利かせた投資をした上で経営も再建する
のどれかじゃないでしょうか。
