ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」
文春オンライン
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注目のコメント
ディスプレイサイズを5cm角ではなく2cm角にしてコストを下げようとした話に代表されるように、まさに任天堂が真価を発揮するのは枯れた技術の水平思考が行き届いたハードウェアを出した時だろう。N64や3DS、バーチャルボーイ、サテラビューがうまくいかなかったのは新しくてお値段の高い新技術に飛びついてしまったからだとも言えるだろう。
横井軍平氏の本は本当におススメ。
光線銃の当たり判定に太陽電池を使ったりするエピソードは大好きだ。
iPhoneもスマートフォンの再定義だったが、静電容量タッチパネルも高精細液晶パネルもAppleが開発したものではなかった。プロダクトはトップダウンで作るべきフェーズがあると、改めて本文を読んでいて感じる。
そして、そのように作られるからこそ、組織プロセスが邪魔となることがある。だからプロダクトを作るという点において自由度が高いベンチャーが入る余地はあると思う。そして、新しいモノを自分たちの手で作るというのは本来的にワクワクすること。その自由度をもってできるものが、横井さんの言葉を借りると「すきま型玩具」だったのではないかと、本文を読んでいて思った。この記事も、この本もエンタメビジネスをやっている人は必読。世界にないものを作ってシェア争いはしない、枯れた技術の水平思考、「すきま型玩具」のアイデア。含蓄だらけです!>ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」