認知症の原因物質減少を確認 理化学研、ゲノム編集で
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アルツハイマー病をはじめ、認知症予防の研究も待ち遠しい限り。
6月にも米国で人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った脳細胞で、アルツハイマー病との関連が疑われる遺伝子を改変すると、原因物質の分泌が抑えられたとの実験結果の発表があった。100人に14人程度は「アポE」という遺伝子に特定の変異があり、他の人よりアルツハイマー病を発症する危険性が高いことが分かっている。となると将来的に検査の精度が上がり、自分自身の遺伝子の傾向などを認識し病気を未然に防ぐことが出来るようになるかもしれないという社会的意義があるだろう。しかしそれによって婚姻や就職などに不利に働かないようにさらにクオリティーオブライフが下がるようなことはあってはならないので十分に検討する必要がある。