Netflixは「今の時代につくる意義」を考えている
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Netflixの「中の人」たちの良インタビュー記事。資金が潤沢で、スポンサーやBPOの顔色を伺う必要がなく、クリエイターが作りたいものに向き合える環境がある。エンタメという観点からはテレビ番組が勝ることができる要素を見つけるのが難しい状況です。
精神的、経済的余裕の上にこうした意思をもった
クリエイターやプロデューサーがいると
強いコンテンツが創れるんだと思う。
足の引っ張り合いや規制だらけの中では、
何かの焼き回しのコンテンツしか生まれない。>"作品愛"に満ちた空間が広がっている。
働く空間がそのままビジョンを反映していて、
多様性のあるプロフェッショナルが
部署どころか国という枠組みさえ超えて
同じ方向性を向いて働いている。
まさに、現代の企業の理想系であるように感じました。
自分自身が２社経験し、
また周りの話を聞いている限りを踏まえていうと、
日本の企業の多くは、
・ビジョンを年に１回の総会でぐらいしか思い出さない現場
・多様性のないメンバー、そもそも多様性を認めない評価制度
・部署間の非連携、ともすれば部署同士の傷のなすりつけあい
という問題を延々と抱え続けています。
コンテンツを作り、発信する仕事をしている身から言うと、
プロが自身のプロフェッショナルを遺憾なく発揮し、
相互作用を生み出す環境は必須のものであり、
そのためには、何よりもまずそう言う人たちが根付く現場を
しっかりと準備すべきです。
そう言う意味で、
多くの企業が見習うべき環境なんだろうなということを、
インタビューの端々から感じました。
だからこそ、
「今の時代につくる意義」を考えると言う
ふわっとしたお題目に対しても、
社員が前向きに取り組めるのだろうと思います。
(社員が後ろ向きな企業では、
こういった抽象度の高い方向性は鼻で笑われる傾向にありますから。。。)
