年を取っても性格は変えられるのか?
この記事は有料会員限定の記事となります
無料トライアルに申し込む
コメント
注目のコメント
これは変えられると断言できます。年をとって丸くなる人もいれば、頑なになる人もいます。良い方にも悪い方にもどちらにも変わります。
こんな話があります。アメリカの実業家、ハワード・ヒューズの伝記映画「アビエイター」。ハワード・ヒューズは極度の強迫症であることが知られていました。例えば、とにかく手を洗わないと気が済まない等。ハワードを演じたレオナルド・デカプリオは役に入るために強迫症を演じ続けていたところ、映画の撮影終了時には本当に強迫症になってしまい、セラピストに通う必要があったというものです。
優れた役者でなくても、誰かを真似る、演じることは誰にでもできます。自分がこんな人みたいにふるまってみたい、しゃべってみたいと思ったら、その人を徹底して真似してみることです。どんな言葉を使っているのか、何を食べているのか、どういう趣向があるのか等々。演じるうちにその人の性格を部分的に獲得していくでしょう。
理想のキャラを演じることは現実の世界でもよく行っています。実際、私のアンガーマネジメントのクライアントさんにも取り入れてもらっているエクササイズです。性格は何歳でも変えられる、そうです。
経験則から外向性や同調性などは放っておくと齢とともに失われて行く方向にあるのかなと思っていましたが。
何歳になってもご機嫌でいたいものです。性格も変わるとは思いますが、性格よりはアクションを変える、という方が自分にはしっくりきます。
性格自体が変わっているかどうかは自分ではなかなかわかりにくいけど、コミュニケーションの方法・内容を変えるというのはトレーニングで上達する部分があるとは思います。