【徹底解説】歴史的な南北会談、それでも残る4つのリスク
NewsPicks編集部
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注目のコメント
民主主義において指導者は選挙で交代するが、北朝鮮は金正恩が指導者であり続ける。この変え難い一点は非常に本質的な構造問題ですね。過去を見ても、あらゆるタイプの指導者がいても、結局自分のため、政権維持のために「外交で得点を稼ぎたい」というモチベーションが常に存在し、それを十分に分かっているので曖昧な合意をし、反故してきたという歴史ですよね。しかも約束をどれだけ反故したかというのも、北朝鮮側というより、実は政権が変わった際にアメリカ側が反故したほうが多い、という分析もありましたね。その意味ではロシアのプーチン、中国の習近平も期限なし無双状態になっている中では、民主主義という仕組であるということだけで、外交的にはハンデを背負ってるということなんですね
この解説もわかりやすかったです。
特に
「金正恩は若いながらも、地域の政治状況を抜け目なくとらえている。彼はまだ30代前半。金正恩は、文在寅やトランプよりはるかに長く権力の座にとどまることが確実だ。」
という点はなるほどと思いました。他国の首脳が変われば言うこともかわるわけで、金正恩もそこを踏まえて対応しないといけないというつもりでいると。
確かにトランプ大統領になったとたんに過去の議論が白紙になった案件がたくさんありますからね。朝鮮半島情勢がこれまでにない速さで動き、最大限に演出される南北融和の雰囲気もあり、南北首脳会談で「歴史が動く」という空気が高まっています。
一方で、南北首脳会談をめぐる報道で抜け落ちている視点はないか。今日の南北首脳会談でどのような進展があっても、引き続き残るリスクについて考えました。