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日電産:米ワールプールからコンプレッサー事業買収、1175億円 (2)

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    証券アナリスト

    日本電産のQ4決算と2件の買収が発表されています(なお説明会は明日の予定です)。
    同社は中期戦略目標Vision2020において、これまで高かったIT市場への依存度を、車載、家電・商業・産業用モータ事業をM&Aをてこに拡大し2020年度に売上高2兆円を目指すとしています。その一環として、ワールプール社の(冷蔵庫用)コンプレッサ事業(2017年12月期売上高1307百万ドル、調整後営業利益96百万ドル)を約1175億円で、半導体ウェハ搬送ロボットメーカーのジェンマーク社(2017年12月期売上高25百万ドル、調整後営業利益4百万ドル)を買収することになります(金額非開示)。日本電産得意のコスト削減で収益を強化し、買収コストの回収を早めることを狙っていると思います。
     なお、2018年3月期の決算は売上高が対前期比+24%増の1.49兆円、営業利益が同+20%増の1676億円でいずれも過去最高の結果となりました。また2019年3月期は1ドル100円(2018年3月期110.85円)、1ユーロ125円(同129.70円)という円高を前提に、売上高が+6%増の1.575兆円、営業利益は同+13%増の1900億円とされています。
     これまでのM&Aの成果もあって、重点分野である車載および家電・商業・産業用セグメントの営業利益が精密小型モータを上回りました。しかし目標の売上高2兆円にはまだ開きがありますので、M&A先を順次収益向上させながら、次のM&Aに取り組むという成長サイクルをきっちり維持することが期待されます。永守さんが一歩引く形になりますが、日本電産らしさが変わらないのか注目でしょう。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    <追記>ホルヘさん、有難う御座います!
    ググっても出てこない情報(分析・意見はともかく、企業情報は最近はかなりありますからね)に巡り合えるこの幸せ!<追記終>

    Whirlpoolからのコンプレッサー事業の買収。コンプレッサーは日本電産の事業ドメインの「動くもの、回るもの」のど真ん中で、開示(①)にあるように、モーターも使っていてコストシナジーも高そう。
    バリュエーションとしては、PSR1倍、PBR2倍ほど。純利益が出ていないのと、開示営業利益が「調整後」とあるのは気になる点。訴訟費用等を調整してあるとのことだが、どれくらいの調整が入っているのか、訴訟リスクはもうないのか、など。とはいえ、日本電産・永守さんの買収なので、そこらへんがしっかりしていないはずがないとも思う(②は買収についての講演)。
    http://az369030.vo.msecnd.net/pdffile/corporate/180424-03.pdf
    https://newspicks.com/news/2720058

    Whirlpool向けと外販比率が気になるところ。あと、Whirlpoolが部品について内製ではなくモーターなどを専門にする日本電産に任せたほうがよいという意思決定と捉えることもできると思う。バリューチェーンのどこを抑えるか、選択と集中をしているのも興味深い。
    Whirlpoolは米国企業だが、本買収は名前から伺えるようにブラジルの子会社の買収(おそらくWhirlpoolも買収したと思うのだが、いつかはググっても出てこない)。


  • (ホルへ・タケシ)拓殖大学 国際学部 教授

    Katoさん
    エンブラコがワールプールに買収されたのは1997年だったと思います。もともとブラステンプとかコーンスルというブラジル南部のサンタカタリーナ州の国産白物メーカーのサプライヤーでした。

    この州、人口規模も小さいのですが欧州の商工移民が多いので昔から工業が盛んです。本筋とは関係ないのですが、昔、サンタカタリーナ州を初めて訪ねた際に、木製洗濯機が売られていて、のけぞった覚えがあります。


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