なんでまた「東京メトロ」が野菜を作り始めたのか?
文春オンライン
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鉄道会社の農事業参入は2010年前後から盛んになっています。
・JR東日本:1998年に傘下の日本レストランエンタプライズが生産開始し2009年に農業法人設立、2014年にJRトマトランドいわきを設立、2016年に傘下の仙台ターミナルビルが農事業に参入
・JR東海:2010年に常滑で、2011年に四日市で生産開始
・JR九州:2010年より大分、熊本、福岡、宮崎、長崎と順次農業法人を設立
・近鉄:2012年に奈良で生産開始
・阪神鉄道:2012年に尼崎の高架下で完全人工光型植物工場にてベビーリーフ栽培
鉄道会社が参入する趣旨としては、東京メトロのような遊休地資産の活用もありますが、地域経済への貢献という狙いのものが多いと思います。主な効果は社員のメンタルヘルス向上にあるのではないかと思います。生産性を求めなければ野菜づくりはストレス緩和、ポジティブな気分高揚の効果も測定されていますので、鬱等の予防効果が期待でき企業としてはリスクとトータルコストが下がる可能性があります。
大企業の農業参入はその方向にシフトするのがいいと思っています。遊休土地の活用で野菜を作っているんですね。
東京メトロの安心・安全のイメージをそのまま野菜にも引き継がせようとしているところも面白いです。
安心・安全な野菜にニーズは今後もますます増えていくでしょうから、良い取り組みではないでしょうか。