【実録】イーサリアムに賭けた「日本人起業家」の野望
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素晴らしい記事を書いていただいて感謝です。
Decentralization economy の実現には、まだまだ踏まなければいけないステップがありますが、必ず実現させるよう Ethereum community と頑張っていきます。
日本でもこれから世界に羽ばたく素晴らしいプロジェクトができることを願っています!
注目のコメント
OmiseGoの長谷川さんは、不思議な魅力をもっている方でした。川崎出身のスケボー好きで、「自分は日本での起業は向いてないんです」と初対面の時に、淡々と話していたのが印象的でした。そんな彼は、現在タイのバンコクを拠点にしながら、ブロックチェーンによってややこしい決済の世界を大きく塗り変えようとしています。あらゆるお金やトークンが、滑らかに流通するプラットフォームができたらすごい。
日本人は仮想通貨やトークンなどを「買う」ことで去年は大変盛り上がりましたが、本当は、その根底を支えているブロックチェーンというコア技術に触れて、プロダクトを「創る」人がもっと注目されるべきなのでしょう。長谷川さんは投資や投機ではなく、技術としてのイーサリアムに惚れ込んだ。イーサリアムを発明したビタリク・ブテリンが、アドバイザーに顔を並べているOmiseGoは、そういう意味で今後もっと注目されそうです。
なおOmiseGoは、ブロックチェーンに特化したコワーキングスペースの「ニュートリノ」を世界展開しており、東京の渋谷にも新たにスペースを作っています。こうしたコミュニティには面白い人があつまってきそうです。OmiseGoといえば、イーサリアムのヴィタリク・ブテリンがアドバイザーに名を連ねるプロジェクトとして有名です。ただ、そんな前置きがなくとも、長谷川さん自身のブロックチェーンへのコミットがただただ熱い。
連続起業家として、これまで様々な事業を手がけながら、ようやく一番全てを賭けられる「技術」に出会った喜びと、これから世界にインパクトを与えるネットワークを作り上げるための純粋な思いがあふれています。
こういう既存のビジネスとは全く異なる文脈で生まれたプロジェクトたちが、ECFのようなネットワークとなって、いかに成長していくのか、歴史の一つのタイミングを見る意味で、すごく興味深いです。