【独白】ブロックチェーンの天才、「非中央集権」に賭けた思い
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ビジョンには共感するし、基本的に非中央集権化という大きな方向性も素晴らしいと思うのだが、結局いかなる仕組みも、その生みの親がいて、それを育てる人達がいるわけで、本当の意味での非中央集権化というのはそもそもあり得るのだろうか...とも最近は感じる。実際、今のイーサリアムも、カリスマとしてのブテリンと周辺のエンジニアで大きな意思決定がなされていると理解している。ネム財団のケースなども同様だろう。ブテリンや中心人物達が、「悪にならない」というのは非常に大きな前提でありその実効性担保はどうなのかなとも思ってしまう。非営利だから悪にならないとも限らないわけで。むしろ情報開示を求められる営利公開法人の方が衆目の監視がいくのではないか?とも。
注目のコメント
痺れるインタビューでした。
インタビュー中に時折り見せるふとした眼光の裏に、時代を先を走ってしまう天才の孤独さも感じました。19歳でイーサリアムを発表してから、いろんな大人が寄ってきては、そこに絶望を繰り返してきたのかもしれない、と。
ただ、その一方で、彼がビットコインと出会ってから、感銘を受けた「非中央集権」、人々に力を取り戻すための信念、そして、それに共感する仲間たちが非営利でこの技術を支えていることの偉大さも感じざるを得ませんでした。
仮想通貨だけを追っていては、なかなか見えてこないイーサリアムの根本の設計思想をお読みいただければ幸いです。来日したビタリク・ブテリンに単独インタビュー。彼が「ビットコインの次」と言われる、イーサリアムを19歳の時に生み出した天才であり、世界がもっとも注目するビジョナリーの一人でもあります。
彼は大学を中退して、世界中でビットコインがどのように使われているか、その目で確かめる半年間の旅に出ています。その期間中に「スマートコントラクト」とイーサリアムのアイディアを閃いた言います。
すでに世界を驚かすテクノロジーは、1990年代生まれの20代から生まれていると言う事実に、大きな衝撃も受けました。若干四歳でパソコン上でエクセルシートを使って遊び、数学とコンピュータサイエンスに特別な才能がある、ブテリンのインタビュー全文を掲載します。