Verizon/Oath傘下だったFlickrをSmugMugが買収、写真サイトとしてのFlickrは存続
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注目のコメント
写真を軸にしたSNSとしては先駆けだったFlickr。Instagramの台頭やプライベートの写真共有ならiCloudなどでも簡単に出来るようになってしまったので次の活路をどう見いだすのか。とはいえ好きですFlickr。
Yahooに2005年に買収された後、あまり大きな力を入れられてこなかった印象のあるFlickr。でもまだ売却するだけの価値はあると評価されたということですね。
といいつつあまり知らなかったんで見てみたら、いまだに9000万人を超えるマンスリー・アクティブ・ユーザーとは。いくらで買収されたのかが気になります。
https://expandedramblings.com/index.php/flickr-stats/Flickrは写真共有サイトだったが、かなり前からソーシャル機能が盛り込まれ、うまく発展させていれば、Instagramにもなれた可能性はあった。だが、そうならなかったのは、他デスクトップ(PC)で成功したネット企業と同様、スマホ対応の遅れがあった。デスクトップで成功した企業はそれが故にスマホ移行が遅れた。Flickrは今でもスマホからの体験はお世辞にも良くない。
私も一時はFlickrの有料会員だった。Flickrの課題は、もちろん写真のストレージとしてはGoogle Photosなど、そしてソーシャルサービスとしてはInstagramというような競合との競争があるが、もう一方ではマネタイズ強化もあった。有料会員から無料会員となっても、さほど困らないというのはユーザーとしては嬉しいのだが、一方、それがFlickrの伸び悩みにも繋がっていたろう。
Yahoo!という後ろ盾が無くなった今、マネタイズ強化も至上命題だろう。競合を考えるとむやみに無料で出来ていた範囲を有償化も当然出来ない。どのような形でユーザー数を増加させ、マネタイズを進めるか。1つのネットサービスのケーススタディとしても面白い。