300円ショップ｢3COINS｣が躍進を遂げた理由
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少し価格帯が上の女性向け雑貨屋さんのプロジェクトをやっていた時も、3COINSは有力な競合として認識されていました。結構かわいいもの、「これが300円で！」というものが多く、女性の雑貨店に利用の一定割合は時間消費なんですが、そういう層を結構取られている感覚がありました。また、他社の売れ筋商品をパクって投入する時間も短く、そのあたりも王道SPAの戦い方。個人的にも夏に、有名ブランドパクリのサンダルが500円で売っているのが話題になっていたので買ってみましたが、一夏使えました
https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/3-coins-sandal?utm_term=.qfm6Zeyg7J#.ioKRmJ4DvNヒット商品でも在庫を積みすぎず、商品の入れ替えによって来店頻度を高めるというような発想は、アパレル大手のパルさんらしいですね。
3COINSはデザインもかわいいものが多く、同じ商品を長く売らない、在庫を縦に積みすぎないみたいなやり方は、人とかぶる恥ずかしさを顧客に負わせないように努めるアパレル業界の思想ともリンクしている気がします。
プライスラインを決めて「お客さんがあんまり深く考えずに買いものできる」状態を作るのも、アパレルではSPAを中心に広く取り入れられている手法。
アパレルの多角化が目立つ中で、3COINSは大きな成功事例の一つだと思います。3coinsは他の小売でヒットした商品を見た目を真似て安く商品化したりするから300円に見えなくてオシャレなのが多い。
100円ショップだと色味をとりあえずカラフルにしとくものが多いので安っぽいが、3coinsはモノトーンに抑えたシンプルなものも多く安っぽく見えないのがいい。さすがアパレル発。
