Elon Muskが過剰なオートメーションを過失と認め、人間を過小評価していたと反省
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注目のコメント
オートメーションといっても、運転の話ではなく、生産の話。
トヨタの生産「現場」への考え方と好対照な考えだった。失敗を認められた中で、とはいえ人間の考え方の本質がすぐ変わるものとも思わない。これから生産現場がどうなっていくだろうか?
https://newspicks.com/news/2906343この記事およびイーロン・マスクのツイートは本質からズレてます。
昨今のモデル3の生産がうまくいかない点の本質は極度の自動化が原因ではありません。
開発時に生産要件を考えなかったこと、そして製造確認(製品化 プロダクション)工程をスキップしたと言う、製造業としてはあるまじきプロセスのプロジェクト計画そのものが杜撰過ぎるのです。
このプロセスに関して製造のプロの方から細かいコメントがさほどついてないのは、あまりにバカバカしく議論に値しない、正に論外だからです。(金子さん他数名の識者の方がコメントされてますね、すいません。当方も同意です)
そこの認識を間違えてはいけません。
製造の自動化を生産失敗のスケープゴートにするような、こんなくだらないク◯ツイートに惑わされないようにしましょう。設備が入れば生産ペースは上がる…と言い訳していたように思いますが、株価をキープするためのポーズだったということですね。実際、生産設備が導入されていない段階で既に生産開始していたことの方が問題でしょう。普通は設備が導入されてから生産しますし、その設備そのものの検証をします。ただ設置したら生産開始できるわけではない。大体、設備自体製造国からバラバラに部品で送られてきて、設備メーカーが工場で組み立てて、設備ごとの条件出しだとか稼働評価をしなくてはなりません。
また組立に使う設備の動きであるとか、段取りは人が決めます。またモデルごとの段取り替えもあるわけなので、実際には全てをオートメーションにすると段取り替えに時間がかかって効率が悪いので、オートメーションで済ませられる部分と人手で対応する部分に分かれるでしょう。
製品サイクルの比較的早いスマホでさえ、この辺りの立ち上げ検証はしっかりと1年くらいかけてやっています。