日本人の働き方が「時代遅れ」である根本理由
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「新卒採用された新入社員のうち海外で働きたくないという人の比率は、2004年に28.7%だったが、2015年には63.7%に上昇。2017年には60.4%と下がったもの、まだ高い水準となっており、ビジネスがグローバル化し続けている状況とは逆行している。」
なんでこう否定的な語り口になるんだろうな。つまり日本で働きたいと言っている若者が6割もいるってことでしょ。それだけ魅力的って捉え方もできるよねえ。働き方改革は生き方改革なんですよねー。ワークシフトは同時にライフシフト。どう生きるかという価値観をシフトさせていくのは結構大変なことです。「働き方改革が進むことで、日本人の多様性に対する寛容性が増し、「働き方のグローバル化」も進むことを期待したい」
働き方に対する考え方は、住まいに関する考え方が大きいのは確か。そして生活の考え方にも大きな違いがある。
ただしあまりこの記事で言及されていないのは、日本が単一民族国家であることと、狩猟ではなく農耕民族である点。
私の理解ではもともと海外の人々の多くは狩猟民族であるゆえ、仕事(狩る獲物)のあるところへ動くという意識が根付いていると認識している。
これらは日本が育んできた文化であり、グローバルを強調して、それに合わせようというのは違和感がある。
時代遅れという言葉も少し強調しすぎな気もする。
またドーナツ化の部分についても少々疑問が残る。
日本の人口は東京に集中し、2030年頃に人口増となるのは東京都のみという調査もあるくらいだ。
まずは必ずしも会社に行かなければ仕事ができない状況を打開することが優先順位が高い。リモートで働ける職種は今の時期たくさんある。
それから生活の質を考えて、住む場所を選択できるようになる流れが自然な気もしている。