なぜ低い? 日本のサービス業の労働生産性
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素晴らしいです。
個人的に思うのは、
最低賃金をゴリっと上げれば、
IT投資に比べて人件費が割高になりIT化やリストラが進む
→生産性の分母減少
値上げせざるを得ない
→生産性の分子増加
により生産性は上がるのではないかなと。
もちろんリストラされた人へのケア(再分配政策や他の職種への転向支援)は非常に重要でしょう。
ただ、ことサービス業に関してはIT化による完全な自動化は難しく、デジタル広告やレコメンドによる売上増加や煩雑な事務作業の減少による労働時間の短縮により生産性上昇が実現し、短期間で激しくリストラが進むとは考えにくいかなと。サービス業も広いので個々の仕事によりますが。
この猶予期間を活かして、人間にしかできない付加価値を提供できるように行動していけば、リストラよりも生産性上昇による恩恵を受ける人が意外と多いことになりそう。
注目のコメント
サッシャさんのアドリブ質問がいつにも増して鋭かったので、途中でしどろもどろになりました。。。
次回は本来の専門分野である流通業界の話題に戻したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
【追記】
今回のテーマを労働生産性に設定したのは私自身です。月曜日の関連記事に多くのコメントが付いたので、これが良かろうと選びました。4月のPICK ONEは、毎週水曜日に山手剛人さんをお迎えしています。
今回はNewsPicksでも話題となったこちらの記事を取り上げてくださいました:
▼日本のサービス業 労働生産性「米の半分ほどの水準」
https://newspicks.com/news/2943953
山手さんご指摘の宅配便もそうですが、日本のサービスの品質が相対的に海外よりも高いこともひとつの要因な気がしますね。米国でアマゾンでお買い物しても、配達の時間指定はできないですし、商品をマンションの部屋の前に置いていかれて誰かに盗られたりすることも。
消費者としては、高水準のサービスを得られて嬉しいけれど、労働者としては自分の首がしまってしまう…なかなか難しい問題ですね。