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【ミャンマー】アジアのラスト・フロンティアで起こる人道危機

NewsPicks編集部
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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    今回はミャンマーのロヒンギャ問題を「すなださん」と「川端さん」のやりとりで分かりやすく解説しました。

    「アジアのラストフロンティア」と呼ばれ、これからのチャンスが期待されていますが、一方で、ロヒンギャ避難民の発生という人道問題が発生しています。解決の糸口が見えず、アウンサンスーチーへの批判も高まっていますが、実は彼女もミャンマー政府も改善しようという動きをしています。現状は肯定されるべき状況ではないのですが、長年の軍政下の負の遺産を追わされた状態でスタートした現政権の事情もあります。

    調べても不明なことが本当に多く、当局者や専門家にも話しを聞きながらつくりました。報道記事や論文に書かれていることと、現場で起こっていることの違い、関係者の立ち場の違いなどもありました。どうやって、皆さんに、誤解無く、でも、分かりやすく伝えるか。デザイナーの砂田さんと怒濤のチャットのやりとりで共同作業をしていきました。

    そもそも、ロヒンギャ問題とは何なのか。解決はできそうなのか。そして、日本の役割、ビジネスパーソンがなぜしっておくべきなのか。

    そうした論点に迫りました。

    特集「教養としての国際政治」のバックナンバーはこちらから
    https://newspicks.com/user/9535


  • NewsPicks Content Designer

    デザインを担当しました。
    ロヒンギャ問題はあまりにも入り組んでいて、完全図解をしてみたかったのですが簡単にはできないことがわかりました。

    そこで、今回は、わたしがロヒンギャ問題について川端さんに教えてもらい、そのやりとりの内容を記事化しました。

    普通の記事より内容がスっと入ってくると思うので、ぜひお読みいただければと思います!
    それにしても、個人的にも非常に勉強になりました。あんまりここまで網羅されてる記事も見かけないので・・・。

    今一度、日本にとっても遠くない「ロヒンギャ問題」について考えていただくきっかけになると幸いです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    選挙結果をきっかけに民族間の暴動が起きる、ということがかなりあります。東南アジアやアフリカの諸国で多いですが、1969年のマレーシア総選挙、2007年のケニア総選挙、スリランカ、等々、数多くの例があります。原因は、
    ①選挙というのは利権の分配です。それまで特定の人たち(民族や部族、宗教)に利権が偏っていた社会だと、選挙によって人数頭で利権を配分したところ、その人たちから利権が失われたりします。危機感をもった人々が暴動によって選挙結果を帳消しにしようとする
    ②人間は新しい現実を突きつけられるとビックリしてパニックを起こします。仏教徒の人たちにしてみれば、遠くの都会にムスリムがいるというのは知っていたけど、周りの村は全員仏教徒。ところが選挙というのをやってみたら自分たちの選挙区(生活圏に比べるとだいぶん大きい)の代表はムスリムだという。ペテンに違いない、と騒ぎだします。ムスリムも選挙結果が生活実感とかけ離れていると感じたりします。国勢調査も同じ効果があります
     ミャンマーも1950年代以来選挙は繰り返されてきて、その度に危機を深めてきました。1950年代の選挙ではロヒンギャの人々も参加していたのですが、この危機感を背景に1982年国籍法によってほとんどのロヒンギャの人々が参政権を含む諸権利を奪われました。
     選挙がいけないわけではありません。ただ、特に中央集権的な政府がなかった社会では、国家への参加という事態は大きな衝撃をもたらします。衝撃をうまく緩和するのが政府の重要な役割なのですが、多くの途上国ではそれができていません。欧米諸国による植民地の線引きで国家の範囲が決められたことに原因を帰する見解もあります。しかし、多くの人々は小さな生活圏しか知らず、衝撃は避けえないことです。
     先祖代々住んでいたとかいったことはあまり意味のないことで、大部分の人々は2百年前に先祖が住んでいたことを証明する術などありません。途上国では、現在に至るまで政府に登録されていない住民など無数にいます。国籍の付与というのは、現在の政治情勢を基準にした恣意的な判断にならざるをえません。途上国の政府が、容易で多数の支持を得やすい権利付与の基準とすることが多いのが宗教です。多数派を占める宗教の人々にだけ権利を与えれば、多数派の支持は得られます。結果として、少数派の宗教の人々は権利を奪われます。


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