【独自】シリコンバレーという、究極の「お見合いゲーム」の舞台裏
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シリコンバレー支局が立ち上がったNewsPicsさんにインタビューしていただきました。こういう角度で我々の日常の仕事の仕方を書いてもらったのは初めてかもしれません。シリコンバレーとかVCとかにご興味あるかたはぜひ。
アーリーステージのベンチャーに投資するVCとして、日々「お見合い」を繰り返している宮田さん、なかなかオフィスにもいらっしゃらないということで、日本への出張前にキャッチしました。
どう「相性のいいお見合い相手」を探すのか、というところで、電話で聞いて実際に会うところまでいっても、5分で「ここは違うな」ということがわかったりすることもあるそうです。そうなると、すふにそれをきちんと伝えて「さようなら」とお断りするとのこと。
話はちょっと変わりますが、投資を「どう断るか」について。
取材で会った別のVCの方は「今回は投資を見送るよ、でも僕たちはFacebookも逃してきたからね」と断ったりするのだとか。
Facebookのように大化けするものもみすみす逃したから、我々が間違っていることはあるからね」というのがメッセージで、起業家の心象も悪くさせずにNoをいう方法だということです。
それにしても1週間で100社とは、ものすごいです。スクラムベンチャーズは、最近になってパナソニックと合弁会社を作って新しいビジネスを模索したり、任天堂と一緒になって未来のゲーム産業をつくるための公募プロジェクトをやるなど、非常に興味深いプロジェクトも次々と発表しています。
そんな宮田さんが、ぜひ今後もシリコンバレーで「俺は日本人だ!」と名乗っていけるような、日本に変貌するべきだと再認識しました。
またシリコンバレーにおける時間の使い方、一週間で100社をチェックしても、それでも見きれない企業の数などについては、現地の息遣いが感じられて面白いインタビューでした。