秋元康「吉本は野生動物の集まり」、吉本坂46の誕生
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「ほんの一握りの大スターを育てるよりは、大勢の人が食べていけるシステムをつくりたい」。6000人の芸人が食っていくシステムを吉本は作ろうとしています。それはお笑いだけでなく、アートも映画もマンガも音楽も小説も、スポーツもゲームも、そして町おこしや教育も。
いま吉本には、ぼくも含め、外部のいろんなジャンルの人たちが吸い寄せられておりまして、芸人さんや社員とともに、おもろいことをやりましょというエネルギーが渦巻いています。ユルくて、エキサイティングな磁場。その真ん中の凹みに大崎さんがいるのです。「いま僕が考えているのは、ほんの一握りの大スターを育てるよりは、大勢の人が食べていけるシステムをつくりたいということです。」
これまでは、スターを育てることが目的だった。
大勢の人が食べていけるシステムは、
今働き方がものすごいスピードで変わろうとしている時代に
対応しきれない人たちへ手を差し伸べてくれるシステムのような気がする。
AIが仕事をするようになり、人はもっと人らしい創造的な仕事をするようになる一方で、そのような仕事をすることが苦手になってしまった人たちも出てくるだろうと思う。
私もその1人かもしれない。
誰もが人間らしく自分らしく仕事をして生きていけるように
好みのスピード別に車線変更できるように
自分のペースは複数あって選べる環境があってもいいですよね。
誰でも行きたいところへ行ける、でもスピードは自分の好きなスピードで。
ZOZOの前澤さんの考えとも通ずるような気もしました。秋元康さんの、野生動物の表現は秀逸なですね。
従来の動物園のようにパンダだけに頼ることなく、吉本はそれぞれの動物の個性を潰さない旭山動物園やサファリーパークのような存在であって欲しいです。