混迷の今こそ、世界の見方を「アップデート」しよう
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本特集、中東とミャンマー(ロヒンギャ情勢)を担当しています。国際情勢は話題が沢山ありますが、今回の特集は今の国際情勢で特に話題になっている論点を取り上げています。
私は外交官→証券会社エコノミスト→ユーザベース/NewsPicksという流れで仕事をしてきていますが、国際情勢や地政学リスクについては、ビジネスパーソンこそポイントを押さえておく必要があると感じています。
今日の企業活動は、何らかの形で世界と関係しています。事業計画を立てるとき、国際情勢が大きなポイントの一つとなりますが(それに気が付いていないケースもあります・・・)、これまで様々なお客様から聞かれてきたのが、各国の政治情勢や国際情勢によるリスク(チャンス)です。本特集を通じて、その手がかりをお伝えできれば考えています。今年に入ってから、国際情勢が加速度的に動き始めています。昨年から一転して対話ムードが広がる北朝鮮問題、中国で国家主席の任期を撤廃し、独裁を強める習近平、そして中国への圧力を強めたりイランとの国際合意を破棄しようしたりするトランプ米大統領──。
どれも重大な問題ですが、国際ニュースの回転がこれまで以上に加速するなか、何がどうなっているのかがわかりにくくなるのも無理もありません。
必要なのは、まず世界全体を俯瞰して全体像をつかみ、長期的な視点から展望すること。本質を押さえておけば、ブレることなく世界の今後が見通しやすくなります。これから1週間、まず知っておくべき国際問題を特集します。よろしくお願いします。本特集のデザインを担当します。
個々の報道は毎日目にするけど、いまいち繋がりがわからない、だから自分ごととして捉えることができない。その結果あまり国際ニュースに関心を持たなくなる。。
そういう方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。私もそのうちのひとりだからこそ、この特集を楽しみにしていました。
そんな方にも、本日公開の「予習編」で国際情勢の全体像+注目すべきポイントを知ることができますので、まずはそちらをお読みいただけるとこの「国際情勢入門コース」をより楽しんでいただけると思います
さて、6時間目に取り扱うのは、今世紀最大のアジア人道危機と言われる「ロヒンギャ」問題。解説スタイルのインフォグラフィックでお届けしますのでぜひお楽しみに・・・。