「互いにリスペクトを」 伊藤詩織さんが女子高校生たちに語りかけたこと
コメント
注目のコメント
女子高生未来会議、10代で多様なロールモデルに出会えるよい会ですね。
立場や性別を超え尊重しあえる、大事。
一方的関係でなく学びあうことが、変化の激しいVUCA時代には求められる。
ロールモデル側も女子高生から刺激を受けたのでは。
自信を持って意見表明できる女子中高生がさらに増えたらいいですね。
伊藤詩織さんの話題なので書きますが、
先日会社員時代の同期女子数名で会った際#Me Too #We Tooの話題で盛り上がった。これまで特に話題にも上らなかったハラスメント経験。
皆、あまり記憶にないなぁ、といいながら「そういえば○○なことがあった」で驚く内容も。。。そんなきっかけにも伊藤さんは貢献しています。あくまでも嫌疑不十分で不起訴になっただけで、伊藤氏が主張する事実の有無は、法のもとで判断されていません。
また、刑事と民事とでは、立証レベルも異なり、違う手続きで、刑事では無罪となっても、民事で損害賠償が認められるケースもあります(残念なことに、逆もありますが)。
本件についての判断は、報道の範囲内での情報しかないのでできませんし、意見は控えますが、一般論として、女性と男性とで、認識が異なるということは本当によくある話です。こちらの会議に私も「職場環境」というテーマで出席しておりました。テーマは14個あったのですが、その中の4つが性暴力、性教育。テーマもロールモデル(有識者)も高校生たちが自分で選びます。14のうちの4テーマが「性」に関係するものであったことは、非常に示唆に富んでいる。彼女たちが自分ごととして、知りたい、解決したい課題を選んでいるのです。
コメントを読んで「女子高生たちには被害にあわない方法を教えるべきだ」という論調が目立ち、びっくりしました。
日本では性暴力やハラスメントの被害を受けると、なぜか被害をうけた側が「被害を受けないようにしなかったからだ」とたたかれる。
まずは「加害をしないように」教育することのほうが大事ではないでしょうか? 男性も女性も加害者にも被害者にもなり得ます。
例えば痴漢の被害は、女子高生の多くが経験していますが、毎日電車に乗って通学するという当たり前のことをしているだけで痴漢にあってしまう。「被害にあわないように」どう気をつければ良いのでしょうか? 学校にいかないで家にいるべきなのでしょうか?
痴漢はもっとも身近な性暴力であり、罰せられます。高校生たちは身近な性暴力を体験しているからこそ、このテーマを選び、彼女を選んだのだと思います。