木もガラスも高機能化、ハイテク素材が自由度高める
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次世代基盤材料をざっくりと知れる良記事。
形状記憶合金は応用製品のポテンシャルがなかなか高いのですが,いかんせん疲労寿命がボトルネックとなっています。例えば,代表的な形状記憶合金であるFe-Mn-Si合金やFeNi合金は,以下の報告書での疲労試験では数千回程度と,使用回数が限定的です。最近になって,元素改良により,AlやCr,Niをドープすることで疲労寿命も大幅に改善なされてきています。ここを改善しないと理想的なメンテナンスフリーの実現には到達できないのですよね。
http://www.fbi-award.jp/sentan/jusyou/2015/6.pdf
ちなみに,形状記憶合金の構造部材への適用例としては,JP タワー名古屋の制振ダンパーとしての適用がなされています。私にとってのNPのCCOはKatoさん。
素材業界のトレンドが追える良記事ですが、同氏のまとめコメントも勉強になります。
記事元となっている4月9日発行予定の書籍「キーワードでわかる 都市・建築2.0」、面白そうですね。早速予約しました。
この辺の最先端材料の技術や発想をセメントいう超汎用材料に落とし込めないか、考えていきたいです。本日の素材Pick!
大量に新しい注目の素材が出ている。CFRPやCNFはもちろん、エアロゲル(①)なども。自己修復コンクリ(コンクリではないが、自己修復は最近のキーワードでセラミクスだと②・③にある)、木材も。
個人的には、あとはエンプラではPEEK樹脂やポリフタルアミド(④)なども楽しみ。
①https://newspicks.com/news/291735
②https://newspicks.com/news/2719479
③https://newspicks.com/news/2914393
④https://newspicks.com/news/2645721