4大ジェットエンジンへ供給する日系唯一の軸受メーカー、「次世代」で欧州を猛追
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注目のコメント
ボールベアリングは一般に直径(D)と許容回転数(N)の積であるDN値に限界があって、超高速回転する箇所に使う場合の課題があります。
NTNは高速なジェントエンジンでも耐えられるDN値を持ったボールベアリング技術を得意としてる為、独壇場ですね。
参考
dn 値300万軸受の実現に向けた歴史的考察
アーウィン V ザレツキー
http://www.ntn.co.jp/japan/products/review/pdf/NTN_TR67_P007.pdf記事から逸れて恐縮なのだが、NTNはこの記事やコメント欄から伺えるような強い技術を持っている。でも財務諸表から見える経営効率が悪い。
有形固定資産回転率はNSKの7~8割くらい、棚卸資産回転期間もNSKの+50日くらい。たしか部品などの内製率はNTNのほうが高めなのだが、内製化が利益に効くのは規模があっての話で、財務的な結果論ではそれがマイナスに効いている。
売上としてはNSKと比較して2/3くらいなのだが、時価総額だと1/3。過去10年の累積のFCFを見るとNTNは-400億円に対してNSKは2000億円。世界4大ジェットエンジンメーカーへ主軸用軸受を供給する日系唯一の軸受メーカーは、現在日本で最大の軸受メーカー(世界で二位)のジェイテクトや、NSK(日本二位、世界三位)でなく、
わたしが間接的に縁があるNTN(日本三位、世界五位)、なのが印象的でした。