日本政府観光局、知りたい「日本の観光統計」データを簡単に得られる専用サイト公開、世界の旅行者動向データも提供
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注目のコメント
観光旅行産業は「とにかくデータで語られ、データで分析され、データで戦略を立てるべき」と思っているので、ありがたいですね。^^
なぜなら、どんなにデータ立脚しても、そちらによりすぎることはない産業だからです。業界の人ではなくても、誰にでも、ほぼ全員に「(自分が)旅行したことがある」という消費者感覚があり、日々の生活の中で「(道を聞かれたり、様子を見たりして)旅行者に接したことがある」というマーケッター感覚もあるからです。
こうした定性的な、自分の感覚は大事なんですが、ここが強すぎる産業がゆえに、偏見や思い込みも多く生まれてしまう。
中国人観光旅行者は、団体グループでゴールデンルートで、マナーが悪い、など。既に2017年統計では、個人旅行者が団体旅行者比率を逆転していたりします。
爆買は終わった、コト消費だ!と言われますが、消費額の内訳をみると、消費額の半分はいまだ買い物に使われ、いわゆるコト消費は、10%にも満たないです。
もちろん、トレンド(潮流)としてはあるのですが。
なので観光産業にて戦略を立てようと思ったら、しっかりデータを見ること、がとても大事だと思いますし、誰でも使いやすい形で、データ公開されることが重要ですね。JNTOの本気度がすばらしい。だれでも見ることができるので機会均等の面でも、データの有用性の周知の面でも意義のあるサービスであると思います。
いままでの観光の常識が、すでに常識でなくなってしまっていることをさまざまなデータから検証することができるのはワクワクします。
仮説の検証にもってこいですね。
ただマクロで大きな流れをみることも重要ですが、独自性で勝負できるニッチをどこに見るかがマーケターの勝負所。
データだけで判断するとそこに全員が集中するのでレッドオーシャンになります。データはあくまでも過去。
未来がどうなるのかを推測して、今何をやるのかを決めることが大事だとおもいます。このサイトこれから使い倒して見ます。世の中には分析がいのある実データを求めているアナリスト/エンジニアがたくさんいるので、もっともっと公開すればみんな無料で分析してブログに書いてくれるでしょう。