日本郵政が不動産会社設立へ 全国郵便局などの資産を有効活用
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野村不動産の買収スクープ報道のあった日本郵政ですが、自前で不動産子会社を設立することで決着したようです。2018年度予定される財務省からの3度目の株式売り出しに対して材料が揃ってきました。中身を知らないまま海外大型買収をするよりもこちらが先だったと言えるでしょう。
報道では同社の不動産は2兆円とのこと。単純比較になりますが、Jリートの保有資産が16.6兆円程度であることを考えると規模感がわかると思います。少しずつ予定されていた牙を見せつつある日本郵政。不動産資産は元々誰の資産だったのかしら?国民の資産、、、これで運用益が出るのなら、民営化時に資産の過小評価をしていたかどうか調べる必要があると思います。
国鉄民営化の時も不動産の隠れ資産が本来は国民にとっても大問題だったはずなのですがあんまり表に出なかったところを見ると、日本郵政も知らん顔かますんでしょうけど。こういうところは本来野党が追求すべきところなんですが、、、【日本郵政のCRE】
日本の企業が保有する不動産資産は500兆円弱。
有効活用されていなかったり、持ちすぎたりしている。
これを適正化する取り組みをCRE戦略とよぶ。
CREは、Corporate Real Estateの略語。
日本郵政もようやくそれに取組む段階に入ってきた
ということです。
当然、
①保有継続・高付加価値化を進めるアセット
②切り出して売却する、ないし第三者に活用をする委ねるアセット
の仕分けが行われる。
①は全国各地の都市再生・まちづくりに影響を受け与える。
②は、不動産投資市場の透明性・流動性向上や市場拡大。GPIFなどの運用対象拡大に、結びつく。
歓迎すべき重要なステップ。
あとは、人材とマネジメント。
これが勝負!
がんばれ日本郵政。