アップル、フィンランドの「敵」から同国企業の「重要顧客」に転身
コメント
注目のコメント
とにかくフィンランドの政府が優秀。
国の経済を支えていたノキアの経営が傾きかけた時も、国は延命措置は取らず、その結果元ノキア社員によるスタートアップが1,000社近く生まれているとのこと。守りに入らず、次の産業や教育に投資するスタンスは日本に足りないよなと思う。
参考:スカンジナヴィアが「スタートアップ天国」となった理由
https://newspicks.com/news/1657168/
==以前のコメント==
フィンランドは、ノキア衰退→社員が退職後にスタートアップ立ち上げ→イノベーティブなことに挑戦する土壌がつくられてきた。
ノキアが衰退したことを逆手にとってスタートアップが生まれる環境をつくったフィンランド政府は素晴らしい!
日本が学べること多そうですね。
参考:起業ブームに沸くフィンランドで何が起きている? 学生、元ノキア社員、政府が盛り上げるスタートアップシーン
http://www.recruit.jp/meet_recruit/2015/06/gl05.html
追記
ノキアの最盛期は国の研究開発費のうち43%が投資されていたとのこと。
ノキア衰退を機に、大企業への一極集中投資がリスク高いと気づいたのだと思います。iPad登場で紙媒体から電子媒体への移行が進み、苦境に直面したフィンランド企業ストゥーラ。その後、自らのリソースである木材・繊維を活用しつつ革新的な包装材を開発、iPhoneなどの省資源包装に活用されているというストーリー。
イノベーションにより衰退する産業が現状を嘆き非難するのではなく、与件を新たなイノベーションに繋げる一例ですね。富士フィルムとコダックの歩みの違いなど、戦略論のケースとして使えます。