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東レ、オランダの炭素繊維加工大手を買収 1200億円

日本経済新聞
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  • オランダ本社で修行後→宇宙領域→

    以前から、同社とは炭素繊維の長期供給基本契約を締結していたのが発展的買収となりました。http://cs2.toray.co.jp/news/toray/newsrrs01.nsf/0/2C3734724263B7A349257D1E0025BF83

    航空機需要は年率3-4%以上で成長し続ける旺盛な分野です。炭素繊維、具体的に、軽量・高強度・耐熱性を備えた炭素繊維強化プラスチック複合材(CFRP: Carbon Fiber Reinforced Plastic)は航空機本体の構造材に加え、航空機エンジン(ちなみに、エンジンはレアメタルと先端技術の塊であり、航空機の価値は最後エンジンに集約されます)にも使用されます。航空機分野は東レを含め、日本の素材メーカーも比較的食い込めています。

    (追記)
    炭素繊維の使用背景の一つは、燃費です。原油価格が低位推移(足元やや持ち直し)しているとはいえ(実際、低位の原油価格を背景に低燃費の新機体・新エンジンの売上が当初想定よりも下振れの事例あり)、エアラインの費用項目のうち、燃油が占める割合は高く、「低燃費」志向は中長期的に続きます。

    東レは数日前に、仏・サフランの航空機エンジン向けの供給でも話題になっておりました。
    http://business.nikkeibp.co.jp/atclemf/15/238719/030903423/

    炭素繊維はものすごく夢のある領域なので、素材プロのお話、コメントも楽しみです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    記事にある生産から加工までの一貫体制という点に加えて、各用途ごとに加工ノウハウがあったり、またその加工ノウハウ含めて技術営業ができる(すでに開発プログラムに入りこんでいる)という点もあろう。

    会社プレスは①。EBITDA倍率で約20倍。
    同社は、両方を航空宇宙向け中心に提供。熱硬化性と熱可塑性のざっくりとした違いは「熱硬化性:事前に形を作らなくちゃいけない焼き物」→「熱可塑性:溶かしたものを型に流してプレスするプラスチック」。
    http://bit.ly/2pcIQm7
    https://newspicks.com/news/2609359

    最近炭素繊維各社の加工企業の買収が増えている。
    2015年には東レがイタリアのデルタテック(①、数十億円)、あとは三菱ケミカルもイタリアのCPCに44%出資(②、80億円強)。
    他には三井物産がノルウェーのヘキサゴンという炭素繊維で貯蔵タンクを製造するメーカーに25%出資(③、110億円)、あとは帝人がガラスファイバー中心とした複合材料自動車部品メーカーの米国CSPを約800億円(2016年、④)で買収。
    https://newspicks.com/news/1186325
    https://newspicks.com/news/2559780
    https://newspicks.com/news/1422034
    https://newspicks.com/news/1813519


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    証券アナリスト

    航空機市場が中小型にシフトし量産が進む見通しであること、炭素繊維素材が自動車で採用されていくことなどをにらみ、量産性があってコスト削減が見込める熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維基材のグローバルリーディングカンパニーを垂直統合するという点がこのディールの主な狙いのようですね。買収先の積極的な事業見通しが示されています。


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