【ASEAN経済】高成長続くマレーシア、タイとシンガポールは低インフレに留意
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2月ASEANマクロ経済リポートを公開します(無料)。各国でGDP統計が発表され、最も好調な数字だったのがマレーシアです。数字だけをみると、1月に発表済みのベトナム6.8%やフィリピン6.6%の方が高いように見えますが、所得水準が大きく違います。1人あたりGDPでみればマレーシアは1万ドル近く、ベトナムは2000ドル台、フィリピンは3000ドル台です。
全体的に概ね良好な状態が続いていますが、少し気になるのがフィリピンのインフレ加速とタイとシンガポールのインフレの低さです。シンガポールは先進国化しているのでインフレ率が低くなりがちですが、タイは今後景気の改善と共にインフレ率が上昇するかは要観察です。
なお、これまでASEANマクロ経済リポートは月2回で掲載していましたが、今回からは月1回でまとめて掲載することとなりました。マレーシアの世帯月収中央値は増加の一途で、特に首都クアラルンプール都市圏では2016年で約30万円。
https://www.dosm.gov.my/v1/index.php?r=column/cthemeByCat&cat=120&bul_id=RUZ5REwveU1ra1hGL21JWVlPRmU2Zz09&menu_id=amVoWU54UTl0a21NWmdhMjFMMWcyZz09