日本の優秀な人材が、なぜ今アジアに集まるのか
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最近海外に行くと、めっきり日本の影が薄くなったなあ、と寂しい思いをすることがあると思います。
色々な理由があるのでしょうが、その最大のものは「数」です。
日本人は人材の平均レベルは概して高く、決して他国に劣ることはないのですが、いかんせん世界で活躍する日本人の数が少なすぎるのです。
海外に在留する邦人数は約134万人。
これは日本より遥かに人口の少ない韓国の約半分でしかありません。
中国に至っては、正確にはよくわかっていないのですが、華僑系も含めると一説には5000万人近いという話さえあります。
中国は桁違いとしても、せめて韓国ぐらいには世界で活躍する若者たちが出ても全く自然なことです。
私たちの若い頃は、海外で働くというのはとても特殊なことで、ましてや現地採用といえば極端な話日本を捨てる覚悟をするのと殆どイコールでした。
今の世の中はそんなことは全くありません。
働く場を日本に限定せず、最初から広く考えることも十分ありな時代だと私は思います。日本にも、マレーシア日本人学生会を立ち上げるに至った大きな理由の1つが、このアジアに関する事実を多くの学生が知らないからです。
現地で、働きながら生活していて、情報ベースではなく、実感ベースで、アジアのポテンシャルの高さを知ることができました。
なぜ今アジアに優秀な人材が集まるのかという問いの答えは簡単で、現地に行けばすぐに気付きます。
そして、日本人の若者は、よりアジア人としてのアイデンティティ確立を目指していくべきだと思います。実は今、シンガポールでこのコメントを書いています!
はじめてきたシンガポールは綺麗でビジネスビルがいっぱいで、本当にすごい街。
アジアのあの国もこの国もこんなふうに成長していくのだとしたら、たしかにすごいスピードでいろいろなことが変わっていくだろうなと想像しました。
取材中は細田さんからもっとリアルなアジア体験記をお聞きして、すごく楽しかったです。
こんなお話が聞けるワークインアジアデスクなら、私も利用したい!英語力ゼロだけど。。