5月までに米朝首脳会談 韓国特使が明かす
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米国は北が核を手放してから交渉に入るという考えで、北は非核化のための交渉を行うという方針のため、これまで両者は交渉できなかった。そこで韓国が間に入り、両者の落としどころを探っていたわけだが、そう簡単には事は進まない気がする。
まだ、詳細はわからないところ。ただ、「すべての選択肢がテーブル」には軍事的なものも対話も最初からあったはず。「非核化前提」がポイントでその見込みがあり、今度こそ検証可能な道筋が見えるかどうか(だまされないか)を確認
北朝鮮の一環した政策は、多国間でなく、アメリカとの二国間での対等な交渉でした。
その為に1956年から核兵器の開発を行い、その甲斐あって1991年には米朝核合意で核開発放棄とNPT加盟と引きかえに、半島の非核化、つまり北朝鮮だけでなく韓国内の米核兵器の撤去にも成功しました。
しかしその後交渉の合意は履行されず、北朝鮮は前回の教訓からアメリカを引っ張りだすには本当に使える核をもつ以外ないと考え、再び交渉の切り札、核兵器と長距離ミサイルの開発を再開し、今日に到った訳です。
もし、今回本当に米朝首脳会談が実現するなら、3代62年の非願が達成されることになり、歴史的な北朝鮮の外交的勝利が達成されることになります。
今後の交渉は、既に切り札を手にした北朝鮮が有位に行なわれることは疑いありません。
日本にとって最悪のシナリオは北朝鮮を核保有国として事実上認めるかわりに、条約で数を制限し、長距離ミサイルのみの破棄させて米本土の安全だけは守る妥協が成立したケースです。
又既に核技術を手にし、ウラン資源国の北朝鮮にとっては仮に表向き核兵器を撤去しても、再処理施設の保有や兵器級の濃縮ウラン又はプルトニウムの保有を認めれば、同じことであることに注意した方がいいでしょう。
日本としては、米朝の和平への道は、日本の安全保障にとっては必ずしも平和への道ではない事に留意しつつ、北朝鮮には変わらぬ圧力をかけつつけていく必要があるでしょうね。