「レスポンス広告」から「ブランディング広告」へ 従来のデジタル指標だけでは広告効果は測れない
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最終的にマーケティングの成果として期待されることが、ブランド価値向上の先にある売上であればなおさら、マーケティング担当者は、限られた社内のリソースを、いつ、どこで、何のために投下し、どのターゲットに対して、どんな効果を期待し、何をもってその施策を成功と定義するか、現在の立ち位置とファネル下流のコンバージョンに到達するまでのロードマップを描く必要がある。
記事3ページ目から
>アメリカの某飲料メーカーの赤ちゃんがローラースケートで踊る動画は、グローバルで1,300万回再生を獲得し、最もバイラルした動画広告として、ギネスにも登録され、大きな話題となった。それにも関わらず、飲料メーカーのその年の売り上げは対前年比で-25%、マーケットシェアの拡大に全く寄与しなかった事例がある。
ほんとにこれ。
自称コンサルタントやWebマーケッター
広告代理店やSEO業者は
最終目的にアクセス数や再生数を持ってきがち。
必要なのは最終目標が達成できたかで
再生数は目標達成のための指標にすぎない。
特に中小個人事業主の場合、
金にならないなら再生数があっても意味がないし
再生数が少なくても金になればそれは成功だと思う。2017年の動画広告市場規模は、前年対比163%となる1,374億円に達する見通しで、2019年には2,000億円を突破し2,322億円に、2023年には3,485億円に達すると予想されている。
では、動画とブランディングはなぜ相性が良いのか。それは、動画というフォーマットの圧倒的な情報量と表現力にある。米国ビジネスコンサルティングのForresterによれば、「1枚の写真は、1,000語を語るが、1分の動画は180万字に値する」という。つまり、動画は写真の1,800倍もの情報を伝えており、ストーリー性を持って、ブランドアイデンティティーや世界観を伝えやすい。
「マーケティングの最大の仕事は、消費者の頭の中に“選ばれる必然”を作ること。そのための活動を”ブランディング“と呼ぶ」とUSJ再建で知られる(株)刀の森岡毅氏も著書の中で述べているように、消費者の頭の中ですぐ想起されるブランドに対する一定のイメージを形成できれば、結果的に、競合との差別化を行う上での重要な基盤となり、いざという時に、ショッピングリストに挙がり、購買につながりやすい。