現場仕事を1日1時間削減もーー建設・建築業界の工程を効率化「ANDPAD」4億円調達、業界の情報プラットフォームへ
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Salesforce VenturesからSeriesAラウンドに参加しました。
業界特化型B2B SaaSとしてスケールの天井感について記事の中で触れられていますが、業界特化型として米国で有名なVeeva Systemsというヘルスケア業界特化型CRM SaaSを提供するベンチャーがあります。インフラは全てSalesforce上で開発したため大資本いらずスケールできた事例です。
2008年に$4Mのみを外部調達し、5年後の2013年に$130MをIPOで調達し、現時点$11B(約1.2兆円）の時価総額の業界特化型SaaS。
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ここ2、3年のトレンドとして業界・業務特化型のB2B SaaS躍進の話題がある。飲食や教育、物流など特定の業界固有の工程に特化したオンラインの効率化ツールを提供するものだ。オクトが手がけるANDPADもその際たる例だろう。こういったツール類はユーザー体験がよければ一気に導入が進む一方、特定業界に特化している分、ツールとしてだけの利用では業界を横断したような会計や人事労務系の効率化サービスに比較してややスケール感に乏しくなる場合がある。稲田さんにお聞きしてきました。国会で長時間労働、裁量労働制の議論が話題になっていますが、実際に必要なのはこういう具体的なソリューションと、業界啓蒙だなとつと感じます。ANDPADさんは勉強会など丁寧な導入、カスタマーサクセスが功を奏して800社の有料登録を得たそうです。
業界バーティカルSaaSはややもするとtoCに比較して地味だったり、構造そのものに興味ない人にとっては話題性が薄くなりがちですが、全体としては「長時間労働の是正」に繋がると思っています。
そういう観点でこれらサービスの話題は積極的に取り上げていこうと思ってます。過労死とかほんと無くなって欲しいですからね10社以上の会社や個人事業主（職人さん）が出たり入ったりしながら、ひとつの家を作る。これってすごく特殊なことで、このプロジェクトのコミュニケーションを円滑化することは、とても価値があるなと当事者だからこそ思います。
より良い価値を提供するため、プロダクト、サポート、営業で泥臭く展開していきます。
