テクノロジーとクリエイティビティの関係とその未来。
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「テクノロジー(技術)」とは、ITやメカのことではなく、よく「○○する技術」などという使われ方でわかるように、これまで「複雑で神妙」だったものを、「とるに足らないプロトコル」のようなものに置き換えていくことなので、テクノロジーの進化とは、その意味において既存のクリエイターが担って来た仕事のうち、置き換え可能なものがどんどん「テクノロジー化」されていくことを意味します。
従って、これまでクリエイティブだと思っていたものが、テクノロジーに代替されてしまうという意味では、既存のクリエイティビティの範囲は狭くなるという言い方も出来ますが、高精度の写真やコピーができても、絵画美術自体はなくならないように、現在の人間にしか出来ない領域は残り続けます。
また、テクノロジーがあるからこそのクリエイティビティがあることも確かで、現代のゲームや映画、音楽、「量産型ポップアート」、ネット記事、等々は、テクノロジー無しには実現し得ません。
トニー・スタークが相談しながらJ.A.R.V.I.S.にアイアンマンのデザインと製作をやらせたように、より高度なクリエイティブを機械が担うようになることは間違いないでしょう。
そうなると、クリエイティブの本質は、コピー不可能な人間個人の存在に帰着します。
本来なら、アートとクリエイティブとデザインの違いについて語らねばならないのですが。
デザインとアートの違い
https://newspicks.com/news/2736371/MITメディアラボ所長の伊藤穰一氏の「デザインと科学」で紹介されているクレブスサイクルをごらんください
MITメディアラボ ネリ・オックスマン教授
「創造性のクレブスサイクル」
https://newspicks.com/book/68/article/1554047
”科学というのは自然を認知してナレッジ(知識)に変える
エンジニアリング(工学)は、科学から出てきたナレッジをユーティリティ(役に立つもの)に変える
デザインはユーティリティを社会のビヘイビアや社会に影響を与えられるものに変える
アートがその社会の行動やビヘイビアを情報に変えていく
この循環で考えると、アートとサイエンスの中間にあるのが哲学で、デザインとエンジニアリングの中間にあるのがエコノミー”
・・・・すてき>レコードジャケットというものがなくなったことをはじめとして、クリエイティビティが退化しているとも言えるんじゃないか、と思いはじめたんですね。だから、テクノロジーの進化はクリエイティブとどう結びついていくのか、という問題設定はファッションも含めて直面していると思うので、今日はそういうことが話せればと
この辺がもう古い感覚な気がする。
今はYouTubeでどう見られるか、つまりジャケットよりも映像としてどう印象的かという風になっているし。サムネもジャケットみたいなもんで。クリエイティブ度で言えば格段に上がってる。