【佐渡島庸平】コンテンツの「サービス化」が始まる
コメント
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スター編集者である佐渡島さんのものはあまり今まで読んだことがなかったけれどちゃんと理解できてよかった^^; 「編集し切る」から「編集し続ける」へ、というのがAgreeで、それは本において文脈を紡いでいくこととも相似だな、と思ったり。鎌倉でやっているRun Mindful Retreatなんかまさにコンテンツのサービス化だなw
注目のコメント
コンテンツがサービスになった時に、どんな形になるのか。僕の思考をブラッシュアップできたのは、CTO萬田との一年にわたる議論のおかげだった。そのサービスのβ版をあと少しで世に出せる。箕輪さんにいろんなことを先にやられちゃうのは悔しいからね。笑
NewsPicks Bookの本、読んでみました。率直に申し上げると、私のような守旧派読者の感覚からすれば、非常に雑に感じる仕上がりでした。荒削りの初稿のように感じましたし、ずっと残り続ける「完成品のパッケージ」と捉えるとかなりキツいという印象です。
一方で、これは一つのディスラプティブな挑戦だとも感じます。私のようにオールドスクールな読者層であれば、本というパッケージを「完成品」という先入観を持ってしまうところを、発刊のスピードを優先し、「未完成品のβ版」として出しているということでしょう。それをウェブ媒体ではなく、あえてリアルの本というパッケージで実現しているからこそ面白い。
出版業界や、本に慣れ親しんだ読者からは当然反発は浴びるのでしょうが、「ほら、こんな完成度合いでも多くの読者に支持されるでしょ?」という価値転換。必ずしも私の好みではありませんが、喰わず嫌いをせず、真摯に受け止めなくてはいけないといけないと感じます。
これ、当世の読者がブログやウェブ媒体など、荒削りなコンテンツに慣れ親しんだという時代背景があるからこそ成立するのでしょうね。10年前だと無理だったと思います。
妄想ですが、そのうちビジネスモデルを全く変えて、本屋の店頭で無料の本を大量に配布するようになるのではないでしょうか。本屋には未だに人を寄せ付ける磁力があります。世の中に別のビジネスや自説をプロモーションする場になるのかなと。面白そうだし、試してみたいとも感じます。