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おはよう日本 リポート
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本を愛し、本を大切にするなかで、本当に多様な取り組みをされているバリューブックス社。NPOとのチャリボン、大学連携の古本募金、陸前高田市には数千万円の寄付となる古書を集める。古書買取、販売として書籍製作、流通のエコシステムにしっかり根付こうとされている。
「江上さんは「日々生きていく目的ができたというのが 一番ありがたいと思っているところですね。最初に思っていた不安は全然なくなって、今は楽しいですね」と話していました。新たな居場所を見つけた 元ホームレスの人たち。カフェでのつながりが、社会復帰への一歩となりそうです。」(記事引用)
立教大学(大学院)の同僚教員の稲葉剛さんが主宰する「カフェ潮の路」は、この記事にあるとおり、路上生活経験者にとって社会とのつながりを復活させる場となっている。人は居場所を必要とする。第1に安全で快適な住居。第2に「持ち場」があり、求められる役割があること。そして第3にさまざまな人々と交流できる場所。カフェ潮の路は、路上生活経験者と支援関係者と地元などの一般のお客さんがいい塩梅で交流する「混ざり場」になっている。そしてなにより、コーヒーが美味しい。働く意味と意義を得た者が、日々探究し、試行錯誤を経て淹れる一杯のコーヒーが、自然に人々をブレンドする。