「ゾゾ頼み」から脱却へ、アパレル企業の苦闘
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注目のコメント
過度なプラットフォーム依存は搾取される。
自社EC構築にはお金(投資)と人材育成が必要。
どちらかに舵を切らない行けないのがアパレル業界。
基本私は自社化に賛成ではあるが、どうせお金をかけるなら
単なるECの強化にとどまらず、オフライン店舗のデジタル化、オムニチャネル化に寄与する自社プラットフォーム作りを推進してもらいたい。
ECサイトを作って終わりではなく、CRMアプリから、新しいチャネル構築までやることは満載。
これからは単なるECチャネルの話ではなく、全社的デジタル戦略が求められます。
一部署の話で片付けていると、負け組になるだけです。
全社あげてお客様とつながる戦略を考えてもらいたいです。だから言わんこっちゃない。
ZOZO以外のモールはまだ手数料が良心的だからいいけど、ZOZOは基本35%。記事中にもあるように、最初はセレクトショップがお得意様だったので、イメージは良かったものの、現在は低価格帯のブランドを増やし過ぎて、中高価格帯のブランドはクーポンがないと売れなくなった。しかもクーポン値引きもブランド負担なので、もはや利益など出る訳がない。
年商1億であれば、3500万円はZOZOの手数料。年商10億であれば、3億5000万円。だったら、その手数料を人件費に当てて、ノウハウを積んだ方がよっぽどいい。
【追記】
卸元としては高く買って貰えてるので、ZOZOの手数料が高いというのは的外れという指摘を頂いたので補足させて頂くと、まず、ZOZOに出店しているブランドは卸売ではありません。小売として在庫リスクを伴う形で出店しています。アパレル卸の掛率は高くても60%が相場で、小売側の限界粗利益率が40%になるので、そういう意味ではZOZOの35%が掛率としては低いと思うかもしれませんが、ZOZOもZOZOに出店しているブランドも共に卸ではありませんので、そもそも卸売の掛率を引き合いに出すのはそれこそ誤解を招きます。奥谷さんに同意です。人材に関してフォーカスすると、即戦力採用を求めがちですが、まずは“育成”した方が早いです。現実的に金額が折り合わないし、IT系の人が小売りやメーカーの文化に馴染むのは時間がかかるからです。
一方、エンジニアのような専門職は争奪戦。これは、社内の横並びの給与体系、勤務環境を気にせず投資ができるか?にかかっているでしょう。