ペトロに続け！トルコとイランも官製仮想通貨を発行へ
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注目のコメント
様々な国に、仮想通貨を使ってビジネスをしたい人はいるでしょうし、金融機関の中にも新しい動きに関与しておきたいという気持ちがあるようです。規制当局も、完全に禁止という声は出しにくい雰囲気です。この辺は、今のところ多くの国で共通のようですね。
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そうした中で、経済制裁で自国経済が危機に瀕しているベネズエラがPetro構想を打ち出し、希望通りとはいかないまでも、かなりの資金調達に成功しそうだと報道されています。同じく経済制裁と通貨安に苦しむイランにも飛び火するのでは、という観測が出てもおかしくありません。ベネズエラのマドゥロ大統領の独裁的なやり方はどうかと思いますが、イラン国内の動きはまだ兆候程度の話のようで、今後、イスラムの教義との関係なども含めて、どう決着するか興味深いです。似たような環境にある国というと、北朝鮮を連想しますね。さすがに、北朝鮮が国家ぐるみでICOしても、買い手はつかなそうですが。
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とはいえ、「国家による仮想通貨発行」とか「国家の信用をバックにしたICO」というのは、元々定義矛盾のようなものであり、国家とか法律の枠組みを使っても資金調達できない国が、仮想通貨にすると調達できるということだとすれば、それは正常な状態ではありません。
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記事の最後に「国家による仮想通貨を発行した国」として、カザフスタン、エストニアと並んで日本が書かれているのは、記者の誤解によるものです。英語の原文記事には国名ごとのリンクがあり、日本の部分はJ-Coinの記事にリンクしています。みずほ銀行が発行を計画しているJ-Coinは、国家による発行ではないし、ICOや仮想通貨の値上がり益を狙ったものでもありませんから、この部分は明らかに誤報です。記事全体の信憑性についても、ちょっと引いて見ておくのがちょうどよいと思います。イラン郵便銀行と、トルコが官制の仮想通貨を発行検討とのことですが、中央集権な仮想通貨だけかと思いきや、それだけではなくトルコ公人が、ビットコインの売買、取引、マイニングがいまのトルコの法律に規定がない以上合法であるとの発言をしたことに注目。
先日も、別の国のイスラム教の方がシャリア的確にあたる仮想通貨の設計の研究にみえました。以前トルコからはイスラム教に適さないという発言が出ていて、仮想通貨ネガティブな印象を受けていただけに、このニュースは意外かつ嬉しい。“در جلسه‌ای که با هیئت مدیره پست بانک در خصوص ارزهای دیجیتال مبتنی بر زنجیره بلوکی داشتم، مقرر شد این بانک اقدامات لازم برای پیاده سازی آزمایشی اولین ارز دیجیتالی کشور را با استفاده از ظرفیت نخبگان کشور به عمل آورد. مدل آزمایشی برای بررسی و تایید به نظام بانکی کشور ارائه خواهد شد.”
原文をイラン人に読んでもらった所、どうもこれ仮想通貨じゃなくてインターネットを通じた為替Exchangeの場を作るという話みたいなんですが。。
よく調べてみよっと。
<追記>
色々聞いてみると、単なるDigital currencyに過ぎないようで、ブロックチェーン技術を使ってというものでもなさそうです。試験的にやってみるというステージとの事、いずれにせよ経過よく見ていきます。
