中国の吉利が独ダイムラーの筆頭株主に、株式1兆円近く取得-関係者
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実際に噂はあった。結局、吉林創業家が100%保有する持株会社が9.69%を買い進めたようである。ボルボ乗用車買収と同じ形態だ。貧困百姓出身の創業家がついに、ここまで来たのだ。
中国政府の関与や今後どこまでダイムラー経営に関与してくるかは不透明。しかし金額が金額なだけに中途半端なことでは終わらないだろう。気になるのは中国資本が今後多くの欧州自動車メーカーに関与を深めて行くことだ。これは止められないだろう。
ドイツ型ガバナンス構造が大きく変わって以降、ダイムラーは株主構成に苦労することが多かった。しかしこの展開はサプライズ。
ダイムラー乗用車/商用車の分離、中国でのパートナーとの関係など、大きな影響が今後生まれて行く。自動車関係者は目が離せない重大な展開である。世界の自動車産業は大激変が止まらない。
(ご参考)
日本の要となるトヨタ・グループがどういった戦略でCASEへ立ち向かおうとしているのかをテーマとした講演のチャンスを頂戴した。ご興味があるようならぜひ聞きにいらしてください。無料参加のようです。
https://www.r-agent.com/info/lp/general/044/001/そこから行きましたか 必要なものを熟知してらっしゃる
そこから行った理由かも
https://newspicks.com/news/2844915いよいよ日本の製造業最後の牙城への攻撃が開始されました。
欧米メーカーの技術が中国の国内メーカーに流れ込むのは確実で、10年後には「自力で勝った」と言っているかもしれません。
時流に反しているので、バッシングを覚悟の上で言わせていただきますが、日本人の老若男女は死ぬ気で頭を絞り、そして死ぬ気で働きましょう。
「ブラック企業上等!」という精神にこそ、日本の未来はあります。