ストリーミングがダウンロードに肉薄、2017年の年間音楽配信売上
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注目のコメント
"売上金額ベース(2017年1月〜12月の累計)でダウンロードが270億9700万円、ストリーミングが263億300万円。わずか約7億円の差だ。"
音楽の場合、売上=ユーザーの払ったお金ですが、仕入れ=アーティストやレコード会社への支払い、ですので、ダウンロードとストリーミングでの差が知りたいですね。どう考えてもそこだけだと減ってるようにしか見えませんから。その分音楽産業全体は新しいデジタルとの向き合い方が模索されてライブ、フェス、など活性化したような気がしますので、いや超えるでしょ。
むしろまだダウンロードがこれだけ売上ある日本が不思議です。
追記
なんだかストリーミングに対応を渋るアーティストを批判する声があるようなのですが、日本の場合、渋っているのは大概事務所やレコード会社でしょう。大物アーティストが独自のチームを組んで海外と業界の体系が異なるので、アーティストだけの意思ではなかなかストリーミングに踏み切れません。
また邦楽が主流の日本の音楽業界は、市場もまた日本国内なので、海外に配信できるSpotifyやAppleMUSICにあまり魅力を感じませんし、未だにCDが売上の80%を占めている(さすがにちょっと減ったかもしれませんが)のでストリーミングに移行する必要性も感じていません。
ただユーザーは違います。有料で制限のあるものを所有するより、シェアして無限に楽しめることを好む若者が増えていますので、大物アーティストの有無にかかわらずストリーミングの利用者は増え、今年にでもダウンロードの売上を超えていくと思います。