スタートアップ#東京大学(上) 勃興本郷バレー
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団塊ジュニアの最大人数の学年なので、ちょうど分水嶺にいたんだなあ、と思うことが多い。分水嶺のその瞬間は変化は感じない。少し経ってもまだ変化は少しだけ。でも10年経つと様変わりしている。東大出て官僚になるのが当たり前→そうでもないんじゃない?でも転職すると経歴に傷が・・・→できるやつは転職するんだ!みたいな大きな変化が、5年を一段階ぐらいにして生じている。特に東大だと、先を見ている人もいるが前例を見てから動く人が膨大にいるので、動き出すまでが遅い。動き始めると今度は変化が大きい。いや今となっては信じられないと思いますが、前の時代の支配的な考え方に適応するのが秀才の特徴なので、すごい切れると評判の人が、「英語とパソコンは下っ端がやるから俺はやらない」とか言っていたものです。当時は「国際派=出世しない」と言われていた。英語できるのが知られると通訳ばかりになって責任ある仕事を任されないのでできないフリをすることすら組織によってはあった。そういう人たち今はカミングアウトしていらっしゃいますが。
東大発・起業家の流れ、ますます注目を集めつつありますね。本郷バレーという言葉も出てきているんですかね。
昨年、当社調べで頑張って東大出身起業家のリストを作成しました。全205人のリストです。他では網羅されていない、独自調査に基づくリストです。
https://www.fastgrow.jp/articles/UTokyo-entrepreneurs-list
東大出身の創業経営者でやっぱり少ない印象で、自営に近い形まで含めれば増えると思いますが、VC-Backedな会社でPublicを目指す方向みたいな会社に絞ると少ない印象ですが、今後増えてくると思います。