NYでは“店舗のない”レストランが増加中。フードデリバリー産業の成長が後押し
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12年前、京都で私が主催していた勉強会で、この提案をある学生さんがして来て衝撃を覚えた。
私にとってレストランとは、空間を深めて食事という体験を提供することにそのコアバリューがあるのであって、世の中がデリバリーだらけになってしまっては、食体験というカルチャーを破壊してしまうと私には感じられたからだ。
しかし、その時に、ひとよりは柔軟だと思い込んでいた自分の価値観が、いかに硬直したものだったかということを悟った。
CDからiTunesになったことで、「アルバムを聴く」というカルチャーが廃れてしまったことを嘆いた人もいたが、結局は新しい音楽の楽しみ方が広がっただけだ。
自分で運転しない車なんて意味がないという人が今は多くても、いずれそれがただの野蛮な趣味となる世界がいずれやってくる。
既存の価値を破壊すること。
それこそがイノベーションの本質なのかも知れない。日本でも同じ流れは増えています。やはり配送プラットフォームが出来てきたのが多く、固定費(特に家賃)が同じならば、1拠点多ブランド展開で売上の最大化を狙う所が多いです。もちろんWEB上の多ブランドなので立ち上げコストも微々たるものですし。
ネックとしては食材在庫数が増えるので、そこの管理を徹底しないと無駄が生じやすい部分ですね。それって宅配ピザチェーンとか、宅配寿司チェーンじゃん、という突っ込みに対して記事では「小さいながら店があるか」ということを違いとしてあげてるが、そんなことよりも配送リソースを自社で抱えるか、という違いの方が大きい。配送サービスを使えば誰でも参入できるので参入障壁が低く、あっという間に過当競争になること請け合いですね。フードデリバリーはこれまた中国の進化が早いのでそちらもウォッチすべしですね