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最先端と言われる世界的企業は特に研究部門はどこも博士を持っていることを最低要件としている中、日本では「博士は使い物にならない」。もう、笑うしかありません。

博士を持っている人に聞いてみてください。「博士は絶対獲ったほうが自分のためになるよ」とおっしゃると思います。博士を持ってない人に聞いてみてください「博士なんていらない。役に立たないよ」とおっしゃると思います。つまりはそういうことです。

ところで、企業の採用の方は昨今修士卒業程度の人材を欲することが多いようですが、採用面接のときに学生に「博士にいっても役に立たない。企業で3年修行を積めば、お給料をもらいながら同じ経験が積める。だから修士卒でも問題ないし、むしろ若い分有利」とおっしゃる方がいるとか。ご自身の発言の矛盾に気づいてください。その論理でいくと、義務教育を終えてすぐ就職するのが正解。人は多くの場合、自分の歩んできた道を肯定し、それ以外の道を否定したくなるものだということはわかりますが、それを鵜呑みにしてしまう学生が少なからずいるのも事実なので。。。

わざわざ博士課程というものが存在するのです。博士卒には博士卒の価値や役割が、そうでない人にはそうでない人の価値や役割があると思います。特定の学歴(この場合は博士)が使い物にならないというのは、それを使いこなせてないだけと言わざるを得ません。

プロ用の包丁を買ってきておいて、「これ、使い方難しいし管理も大変。駄目だね」と言っているのと同じ。


#特定の学歴を批判するつもりはありません。あしからず。

#2/12 7:30追記
>>追記
https://www.jcer.or.jp/policy/policy-proposal/detail5316.html
これが博士と生産性云々の元レポートですね。中身が見れないけどダイジェストのグラフ見た感じだと統計的頑健性はおろか、単にデータプロットしただけっぽいような感じもするのですが、、<<

タイトルのつけ方に疑問!博士雇用が生産性に直結できてない(統計手法怪しそうだけど)って意味のレポートなのに、博士雇用が悪いみたいな因果関係惑わす題名でない!?
お叱りを受けるかもですが、工学に限って言えば、(2)は資質の見極めを含む、指導教官の力量の問題です 

「(2)提案力や構想力が乏しく、企業の応用研究に対応できる博士人材が大学で育っていない」

(1)の環境に関しては、ハカセが上司にゴロゴロいるようになったら、ソレだけで随分変わるかと すると、(2)も改善するとおもいますねぇ そうなるまでタイヘンかもですが なので、今カイシャにいるハカセはガンバッテ!!
この「分析」の問題点;
1)「博士号取得者が増加した1995年以降の鉱工業指数が低下している」ということしかデータからは読み取れない。
この時期はバブル破綻以降の平成不況の時期と一致していますが、鉱工業指数が低下したからといって、博士号取得者が増加したのが原因であるとはいえません。というより、この時期の不況の原因は、数多く指摘されていますが、博士号取得者が増えたのが主な原因であるという説は他に見当たりません。
なお、グラフを見れば一目でわかりますが、1995年以降は鉱工業指数は減っていますが、労働生産性は向上しています。
2)日本における博士号取得者の数は示していても、「企業に採用された博士の人数」のデータが示されていない。これでは、統計的にも博士採用増と生産性低下の因果関係を示しようがありません。

元々の「分析」も何のエヴィデンスもない主張ですが、新聞記事の方はさらにエヴィデンス無視で、主張したいこと(無根拠な思い込み)を主張しているだけのようです。
元のデータはこちらのよう。
https://www.jcer.or.jp/policy/policy-proposal/detail5316.html

ちょっと乱暴な統計ですね、博士号取得者数と企業の生産性(って何?)の2つだけを比べても、因果関係ははっきりしないのでは。
大学に10年近くいた博士号取得者がすぐに企業の環境で能力を発揮できるわけはないし、博士号取得者を一括りにするのはいささか乱暴すぎるし、博士がいなくても企業の生産性は上がっていないし、極限まで細分化されたテーマを追求する博士号の取得と企業で求められる社会一般に通じる売上の貢献ではアプローチの方法も違うし…
と、反論はいくらでも出来るのですが、あながち嘘ではないのではと思います。
「企業が博士号の人材を使いこなせていない」とバッサリ切るのも、いささか早計ではとも感じます。

いずれにせよ願うことは、博士号取得者ほど可能性のある人材はなかなかいないので、その能力を発揮できる環境や教育が必要かと。
本当は、そんなこと気にしないで研究してほしいですけどね。
因果関係まで明らかにしているのかどうか,記事からも公表されている調査の要約からもわかりませんね.博士をもっときちんと活用せよ,といいたいのか,博士を取っても意味がない,といいたいのか,不明ですが,どちらにしてもきちんとした分析をもとにして,分析手続きは公表しないと.
この結果と関係しているかわかりませんが、日本ではシンクタンクでも、確かに博士課程進学者の採用に後ろ向きなところが多いことは確かです。
幾ら何でもそれは無いのではないでしょうか。そもそも修士以上の人材価値が正当に評価されにくい日本型雇用にまつわる構造的な問題(言い換えれば専門性を相応に評価できないシステム上の問題)こそ指摘されるべきであり、博士それ自体がuselessという誤解を招きかねない主張は歓迎されません。
元論文のデータと分析手法の問題は置いておいて。
アメリカのトップ大学で博士をとったアシスタントがゴロゴロしている職場にいますが、博士を取った人で扱いにくい人がいるのは事実です。プロならクライアントを最優先すべきだと思うのですが、自分の研究の興味を優先し、自分の専門分野や研究の興味外の仕事は嫌がる。そして、ろくな政策提言が出てこない。経済学で博士まで取ったのにそれくらいの政策提言しかできないのかとびっくりさせられることが多々あります。大学で教えられなかったとか言い訳にならない。博士まで行ったのなら自分で考える能力を持って欲しい。
一般的に、博士を持ってる人の方が、きちんと分析ができて、論理的思考ができて、クオリティーの高いアウトプットを出せるのは認めます。ただ、優秀な人材なら、もっと視野を広く持って、研究や専門知識を実社会で役立て、組織に貢献できるよう、本気で頭を使って欲しいです。
「日本企業」というのが、既存の既得権をベースに大きな組織をマネジメントして利益を維持することの方が重要なので、組織人の外にあるような人材を取り込めないんでしょう。

また、採用する側が、ドクターとはその研究内容を活かせる仕事をさせなければならないという思い込みが強いですが、単に自分で道を切り開ける人材として採用した方が、お互いにハッピーかと思います。

こうした産業構造からくる歴史的誤解によって、人材の流通が停滞し、今や優秀であればあるほどドクターには進まないという流れができてしまっているので、このルートを再興するというのは並大抵ではないと思います。

私の個人的か感覚値ですが、大手新聞社に就職した同期はろくな人間がいないので、新聞社が没落するのは必然だと思っていますが、博士課程に進み就職を選ぶ人が同様である以上、この流れは止められないでしょう。

社会にとって、博士課程に進むという高等教育を受けたいと願う人材の扱い方に失敗してしまった、ということだと思います。これが無謬性主義の官僚主導による管制アカデミズムの成れの果て。