アマゾン、宅配便に参入 他社荷物も配送へ
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アマゾンが宅配会社をやると聞くと、すごいな!と思う人は多いと思います。
しかし、企業からの集荷と言えども、アマゾンに出店している企業からの宅配です。
本当に、アマゾンは、自社のマーケットプレイスや自社販売の
数量の伸びに足かせをつけるようなことをするだろうか!?
自社だけで、まかなえるという自信があれば、やるでしょうが、
UPSもフェデックスもありますからねー
彼らが、冷ややかに「なら値段を上げるよ」と言われたら、困るのはアマゾンです。
角井は、アマゾンの宅配会社化に、いつも懐疑的に思っています。
世間が、アマゾンが宅配会社をやると言っても、角井がすんなりと納得できないのは、
こういう理由です。AWSを逆から読むと、か。日本の宅配便はヤマト、佐川、日本郵便の三社がそもそも配送コストの低い狭い国土で競合していることもあって、アメリカよりもコストダウンとオプティマイゼーションがはるかに進んでいる。ゆうパックのサービスレベルは他二社に比べて数段下がる印象だが、アメリカの宅配サービスの状況はそれよりもはるかにさらに低いクオリティと思われるので、Amazonもやりがいがあるだろうなあ。
既存の宅配サービスにないAmazonの強みは、やはり膨大な注文情報のデータになるのだろうか。それを活かすにも日本だと中規模の運送会社を買収して、ドローンやUber Eats的な配達の仕組みも取り入れつつ、Amazon向けに最適な仕様にアップデートしたほうが早そう。
また、日本でも当日配送のインフラはまだまだこれからだと思うので、カクヤスを買収して都心を小規模の配送センター兼店舗で網羅しながらシステムを構築するとか、こちらも自社での当日配送に力をいれているヨドバシカメラを買収して、大規模な実店舗と合わせて展開するとかも面白いと思うんだけどな。