AI時代を生き抜く、頑張らない独学の技法
コメント
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個人的には、好きなこと・興味あることに関連付けてそこから学習を広げていくのが良いと思います。
自分の場合釣りが好きなんですが、釣りをしていると次のように関連知識が必要になってきます。
天気を理解したい→気象学を勉強
海を理解したい→海洋学を勉強
魚を理解したい→生物学を勉強
魚を美味しく食べたい→栄養学、料理を勉強 など
関連付けて学習していくと、色んなことが繋がっていきます。
例えば、気象学で地球は「大気と水と有機物の循環」で成り立っていることを学ぶ。
栄養学では、人間は「酸素と血液と有機物の循環」で成り立っていることを学ぶ。
地球の7割が海。人間の7割が水。
つまり、「地球の構成も人間の構成も一緒じゃん」と分かる。フラクタルの原理。
「なるほど、地球の維持も生命の維持も循環させることが本質なのか。
だから再生可能エネルギーを使って資源の枯渇を防ぐことが地球にとって重要なのか。
だから人は水をしっかり飲んで血液の流れを良くすること、深い呼吸で酸素を多く取り込むことが健康の秘訣なのか。
だから生命には死があって、地球の循環に貢献するしかないのか。」
などということが関連付いて学習理解が深まります。
そしてそこから、
「世の中は循環が大事なのは分かった。
だから経済もお金の循環を良くすることが重要なのか。
では、国家の維持も循環が関わっているのかな?
よし、お金の流れと国家の成り立ちについて勉強してみよう。」
というように、興味あることから関連付けて学習していくと、
色んなことが繋がり、興味が広がり、理解が深まり、
頭の中でより確かな知識のネットワークが構築されていきます。
学習とは、それぞれを単独で理解し学ぶのではなく、繋がりを見つけていくことが本質であると考えます。
注目のコメント
柳川先生が登場する度に、朝倉さんと「ゼミ生でした」アピールをしあってる気がしますが、お世話になりました
自分は2期生。当時、先生は35才だったので、その年齢を越えたときに驚いたものです。毎年開催されているOBOG会も基本行っていますが、いつも先生の挨拶では「欧米では社会人が学び直すのが当たり前なので、いつでも院に戻っておいで」ということを言っていますね本日から東大、柳川先生の独学術が始まります。柳川先生は、中学卒業から大学(通信制)卒業まで独学を貫き、東大教授になった独学の達人です。さぞや真面目でストイックなのかと思ったら、全く違います。ガリガリ勉強するのではなく、楽しみながら、考えて、人と違った視点を見出すスタイルです。そんな勉強法、読書術のノウハウを聞きました。柳川先生が独学していたのはもうだいぶ前の話ですが、そのノウハウはイノベーションが求められる今の時代こそ有効です。
受験勉強までは、同じ問いに人より早く答えをだすゲームですから、効率的な学習が求められます。
しかし社会人後は、違う問いに対して独自の付加価値ある答えを出すゲームに変わります。このゲームは数十年続くことになります。
その意味では、無理せずに独自の学びを継続できることが大事であり、柳川先生の考えがむしろ合理的なのだと思います。