日本の英語力は37位。ESL・EFLで変わる英語習得の難易度
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いくつかの外国に滞在したりアメリカで生活して実感したことは、日本人の英語力と実際の語学習得能力とは関係ない、ということです。
英語力として評価される内容が、多くの日本人にとってとにかく苦手なだけです。
英語でのコミュニケーション能力を上げるにはどれだけ実際の生活で使われている生きた英語を使ったか、またそういう場面を実際に体験したか、が重要です。
外国に住めば自然とそういう機会はありますが日本の中ではなかなか難しいです。英語力の高い国との違いはただその機会の頻度の違いだけだと思います。
とにかく実際に英語が使われている場面を繰り返し体験して、どれくらいの発声量で、発音で、スピードでコミュニケーションされているのか、それを体感することが大事です。それも英語ネイティブ同士、英語ネイティブと英語ノンネイティブ同士、英語ノンネイティブ同士のやりとりの違いも体感できるとより良いです。
その積み重ねで自分らしい、相手に説得力のある楽しいコミュニケーションがとれる英語力が身についてくるのではないでしょうか。
帰国子女ではない、少しばかり外国で暮らして苦労して英語を身につけてきた私の実感はそういう感じです。ランキングは何の意味もない。
英語はしょせんコミュニケーションと情報収集の道具なので、イチかゼロの世界。
センター試験で満点を取るのが目標の人がいれば、スピーキングの技能はいらない。
旅行先で話したり、スカイプで友達を増やしたい人なら逆で、時制とか三単現なんかは二の次。
私のように学術分野で役立てないなら専門用語とパラグラフリーディングの方法だけ覚えれば、大抵の英語論文は読める。
勉強を始める前に、まずは自分が英語で何をしたいかを設定するのが先で、無いなら無いで勉強しなくていいじゃないですか。
日本が仮に37位で自分のTOEICのスコアが何点だから平均からどれくらい離れているとか、考えるだけ無駄ですよ。日本人が英語ができないのは、「必要ないから」です。いくら教育を変えたところで、日常的に英語を使う環境になければいったん覚えた英語もどんどん忘れます。教育以上に難しい課題だと思います。