福井県が自衛隊に災害派遣要請 大雪、国８で車１０００台立ち往生
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気象庁のHPによれば、今日16時現在の福井市の積雪は132cmで、平年（21cm）の6倍以上の雪が積もっている。まさに記録的な大雪となっている。
今日は石川県や富山県でも大雪となっており、北陸道は福井県内から石川県内にかけてほぼ全面通行止め、JRも運転見合わせと、福井県内にアクセスする手段は限られていた。その中での8号国道の立ち往生。牙を剥いた自然の前に人は無力ということだ。
注目のコメント
今、まさに福井の主要道路を運転していて全く動かなくなりました。
太刀打ちのしようがないというのはこういうことを言うんですね。
人間も、車も、自然の前ではただの雑魚だということがよくわかりました。今回の大雪は、一日で降る雪の量としては2/5に47cm、2/6が現時点で49cmであり2月に降る雪の量としてはトップクラスのものが2日間続きました。また一日の降水量としては2/6の現時点で60mmとなり、1897年の観測開始以来、2月の一日の降水量の記録を塗り替えました。
二日間通しでの降雪量の記録は気象台のデータを分析しないとわかりませんが、確かに昭和38年豪雪や昭和56年豪雪に並ぶような水準かもしれません。
今後も明日にかけ雪が続きますので、さらに雪の量が増える見込みです。福井県内では明日も多いところで50mm以上の降水量となりそうですので、新たに50cm以上の雪が降る可能性があります。
雪の重みによる家屋の倒壊や、交通網の復旧の遅れが懸念されます。車に閉じ込められてしまった場合は、キーを置いて車から離れて宿をとったほうが良いかもしれません。
あさって以降は徐々に寒気が抜けていくため、雪雲はいったんなくなりそうです。ただし今度の週末には暖かい空気を持った低気圧が本州付近を通過していく見込みで、雪崩や融雪による洪水等の被害が懸念されます。また、低気圧が通過した後はまた強い冬型の気圧配置になる見通しです。北陸各県ではしばらく気象災害に注意が必要な状況が続きます。最新の気象情報にご注意ください。そもそも自衛隊の人が救援に向かおうにも、道が至るところで寸断されているような状態です…
いつも思うんですが、毎回「県からの要請」でないと自衛隊が動けないというのは如何なものでしょうか？もっと酷い災害だと初動の遅れが生死に関わると思うのですが。
憲法解釈がどーだこーだより、市民の安全を優先してください。
