日本にはラグジュアリーホテルが足りない
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注目のコメント
トリップアドバイザー調査によると、海外の人に人気があるのは、外資系のラグジュアリーホテルではないようです。
http://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/inboundryokan_2016/
英語でのアクセスは改善するべきだと思いますが、ハード面でインターナショナルな基準を満たしたラグジュアリーな宿泊施設が地方に必要なのか疑問です。
どこの国に滞在しているか分からなくなるグローバルチェーンのラグジュアリーホテルに滞在するよりも、多少普段と違って不便があっても、その国ならではの文化を体験し、楽しめることの方が旅の醍醐味ではないかと思います。1月2月の京都は本当に欧米人が少ない。データ的にも少ないし、街を歩いていても感覚で少ないというのがすぐわかります。そんな中で欧米人のリサーチのために街中を歩いていたのですが欧米人になかなか出会えない。歩き疲れリサーチを休憩するためにスタバに入ったところ、なんと席の半分以上が欧米人でした。外にはほとんどいなかった欧米人がスタバに密集。
ここから考えたことは、観光客も日本を感じるために観光に来てはいるが、やはり全てが日本のドメスティックだらけでは不安で、自分の国にもあるブランドに触れると安心するということでしょうか。
>観光客の立場からすれば、本当にドメスティックなホテルしかないと若干不安に感じますよね。そこにグローバルなホテルがあれば、それだけでひとまず安心してもらえるはずです。伊達社長のご指摘は、なぜか僕の腹に落ちます。
お金のある人に、もっと優雅なことにお金を使ってもらう。
中国では、こういった「富裕層市場」が今後も拡大していくでしょう。
中国にいて思うことは、「お金持ちがその富裕さを実感できる商品、サービスを求めている」ということです。
訪日客のあの旺盛な消費も、その流れです。
俗っぽく言えば、「私はお金持ちなのに何であいつらと同じような生活をしなければならないの?」という感覚です。
金持ちは自慢したいし、その富裕を物資的に感じたいということがある種当たり前なのが中国です。
この点、超平等社会の日本では、お金持ちがこういう感覚を持つと人格的に否定されてしまうし、富裕層だと悟られないことが美徳みたいな社会ですね。
だから、富裕層市場が顕在化しないのだと思います。