ゆうちょ・かんぽ、1000億円ベンチャー投資へ新会社
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2社とも上場企業ですが適時開示もプレスリリースも出ていない、日経一紙すっぱ抜き状態。
肯定にせよ否定にせよ開示は間もなく出るでしょうが、本当だとすれば日本の全スタートアップの一年の調達額の半分くらいの巨額、日本の起業家・起業志望者は空前のスタートアップ資金だぶつき時代の今やらないで「いつやるの」、な時代へいよいよ突入となります。
いきなり別業態から1千億円ものVCファンド運用は非現実的なので、他のVCファンドへのファンドオンファンド出資や上場株投資や事業承継系PE投資等いろいろ絡め手で考えられているのでしょう。一応、ゆうちょ銀行もかんぽ生命も、日本郵政の連結子会社です。
そして日本郵政は、既に連結子会社として日本郵政キャピタルを持ちます(リンク先プレスリリース)。
日本郵政キャピタルも、1000億円程度の投資意欲があると、聞いたことがあります。当社はベンチャー企業へ出資できます。
https://www.japanpost.jp/pressrelease/jpn/2017/20171030139167.html
だとすると、新会社と日本郵政キャピタルの住み分けは?グループとしての戦略の整合性は?と、多くの方(特に日本郵政の投資家/株主)が思います。
でもこれが、日本郵政グループ(郵政・郵便 / ゆうちょ / かんぽ)の複雑怪奇なガバナンスの本質を端的に示すのだと思いますこの記事が本当だと危うい。運用資金1,000億円に対して資本金が10〜20億円。資本金の25%程度は経営陣が拠出。レバレッジ効かせすぎでしょ。恐らくローンは殆ど全てをゆうちょ銀行とかんぽが拠出するはず。経営陣は会社の信用力を使ってローリスク、ハイリターンの自己投資を行うことになる。